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暑くなるのはいつから?暑さはいつまで続く?(2024年最新)

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灼熱の太陽、容赦なく降り注ぐ熱気。夏はうだるような暑さで大変ですよね。

特に2023年は全国的に記録的な暑さとなり大変な思いをされた方も多いでしょう。

では2024年はいつから暑くなるのか。また暑さはいつまで続くのか。気象庁の情報を元に気温の傾向や暑さ対策について確認していきましょう。

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2024年の夏も暑くなる予報

冒頭でもお話しした通り2023年は統計開始以降最も暑い夏でしたが、2024年も暑くなる可能性の予報となっています。

参照:気象庁 季節予報 夏(6-8月)より

2月下旬発表時点なので今後の気候次第で変更になる可能性はありますが、平均より高い確率が

・北日本では50%

・西日本~東日本で60%

・沖縄で70%

となっています。これらはあくまで予報段階ではありますが、ここまで平均より高い数字をここ数年で見た事がありません。

この数字はあくまで平均より高い(多い)数字なので2023年のような猛暑になるとは限りませんが、

2023年に引き続き2024年も猛暑となる可能性は高いと言えるでしょう。


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温室効果ガスやエルニーニョ現象の影響

WMO(世界気象機関)の報道機関向け発表においてですが

通常、エルニーニョ現象は地球の気温がピークに達した後に最も大きな影響を与えることを考えると、

2024年はさらに暑くなる可能性がありますとの発表があります。

参照:WMO confirms that 2023 smashes global temperature recordyoriより(英文)

ようは地球全体で大気の温度がかなり高い状態になっているんですよね。

また春まで続くエルニーニョ現象の影響等により、インド洋熱帯域で海面水温が高く、日本の南で太平洋高気圧の西への張り出しが強くとの事。

加えて温室効果ガスによる地球温暖化もあり2024年の夏も猛暑になるのではと予想されるというわけです。

気温が高くなればなるほど熱中症になりやすく、炎天下の中での作業は非常に危険です。

(2023年の熱中症が91,467人と2018年に次ぐ2番目に多い搬送数だった)

参照:総務省 令和5年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況(pdf)

地域によっては40度を越えるほどの酷暑となる事もあります。十分な熱中症対策が必要となってくるでしょう。

いつから暑くなる?

暑さを感じる気温は体温と気温の差、湿度、年齢や個人差など体感温度に差がある為一概には言えないのですが、

人が快適に過ごす室内の温度は、おおよそ体温の-10℃が適温、夏でいえば25~28度

また夏の湿度は40~60%程度と言われています。

逆を言えばそれを超えてくると暑い、または蒸し暑いと感じるようになってきます。

時期で言えば6月中旬~7月中旬

この快適な温度と湿度を越えてくるのが梅雨入り中の6月中旬~梅雨入り後の7月中旬になってきます。

梅雨の時期の平均湿度は80%程度。平均気温も25度を越え日によっては30度を越えてくる事も出てきます。

上記でも記載した通り年々温暖化傾向で2024年は特に暑い予報が出ているので6月中旬には暑苦しいと感じる日も出てくるでしょう。

もちろん地域によって異なるので時期は参考程度ではありますが、PR TIMESによる2022年の調査によると暑さ対策は6月上旬~7月中旬頃に行う方が半数とのデータが出ています。

参照:PR TIMES 暑いと感じるのはいつから??夏の“暑さ対策”に関する調査

梅雨の時期は湿りがちなのでエアコンや除湿器を利用して室内の温度を快適にして夏の時期に向けて暑さ対策の準備をしていきましょう!

9月下旬まで暑い日が続く

9月になれば涼しくなってくるというのも一昔前の話。

近年では9月に入って温度は下がっていくものの最高気温が30度を越える日は多く残暑は続いていきます。

過去30年のデータなので参考ではありますが主な都市の最高気温と最低気温の平均については

福岡

・8月の気温:最高32° 最低 25°
・9月の気温:最高29° 最低 22°
・10月の気温:最高24° 最低 14°

松山

・8月の気温:最高32° 最低 24°
・9月の気温:最高29° 最低 21°
・10月の気温:最高24° 最低 15°

広島

・8月の気温:最高33° 最低 25°
・9月の気温:最高29° 最低 21°
・10月の気温:最高23° 最低 15°

大阪

・8月の気温:最高33° 最低 25°
・9月の気温:最高29° 最低 21°
・10月の気温:最高23° 最低 15°

名古屋

・8月の気温:最高33° 最低 24°
・9月の気温:最高28° 最低 20°
・10月の気温:最高23° 最低 15°

浜松

・8月の気温:最高32° 最低 25°
・9月の気温:最高29° 最低 21°
・10月の気温:最高23° 最低 16°

東京

・8月の気温:最高32° 最低 24°
・9月の気温:最高29° 最低 21°
・10月の気温:最高22° 最低 14°

仙台

・8月の気温:最高28° 最低 21°
・9月の気温:最高25° 最低 18°
・10月の気温:最高20° 最低 12°

札幌

・8月の気温:最高26° 最低 19°
・9月の気温:最高23° 最低 15°
・10月の気温:最高16° 最低 8°

参照:気象庁 過去の気象データ検索より

上記にも記載した通り過去30年の平均なので現在はもっと高く考えて良いのですが

それでも九州~東日本の9月の最高気温の平均は30度近くあります。。地域によっては9月上旬だと猛暑日(最高気温が35℃以上)の日もあるでしょう。

秋雨を過ぎたあたり(10月上旬)になってくれば最高気温を30度超える事もなくなっていき涼しく感じてくるでしょう。

熱中症は予防が大事。対策をしっかり行おう

といった感じで2024年も非常に暑い夏となり乳幼児やお年寄りの方だけでなく、元気な若い方も大切になってくるでしょう。

ポイントとしては

環境

・気温や湿度を確認し、暑い日は外出を控える

・涼しい服装で過ごす

・日傘や帽子、サングラスを活用

・こまめに水分補給をする

・塩分も適度に摂取

・室温を適切に保つ

・風通しを良くする

行動

・激しい運動や作業は涼しい時間帯に行う

・無理をせず、こまめに休憩を取る

・日陰を選んで歩く。炎天下の日は特に

・水分補給は喉が渇く前に

・塩分補給は汗をかいたら

体調管理

・睡眠不足や疲労を避ける

・バランスの良い食事を摂る

・持病がある方は、事前に医師に相談

といった事を心掛けましょう。また暑さで少しでもふらっとした際は

・涼しい場所へ移動

・水分と塩分を補給

・首筋、脇の下、太ももの付け根などを冷やす

・症状が改善しない場合は、医療機関へ

といったように症状が悪化する前に対策を行いましょう。

最後に


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暑くなるのはいつからで暑さはいつまで続くのか。また熱中症の対策について書いてきました。

地域によっては最高気温が40度近くにもなるほどの暑さで炎天下での作業は危険といっても良いでしょう。

普段から元気に生活されている方も適度に休憩して熱中症にならないように気を付けましょう!

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