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夏日と真夏日と猛暑日、酷暑日の違いを確認して熱中症対策を!

この記事は約5分で読めます。

夏日と真夏日と猛暑日、酷暑日の違いについて

夏日 真夏日 猛暑日 酷暑日 違い

よくニュースや天気予報で確認すると、
「○○地域では今年初の夏日となりました。」

とか

「今年の○○県は真夏日が連続で何日続いています」

といったことを聞いた事がありますよね。
最近では夏も昔に比べて暑くなったからか酷暑日なんて言葉も使われるようになりました。

これらの言葉を聞くと暑い時期が続いているなぁ…
という事は頭にあっても実際何度だっけ?

と意外とご存知ではない方もいたりします。
しっかりと違いを覚えておくと熱中症対策をいつからすれば良いかなどの目安にもなります。

今回の記事では夏日と真夏日と猛暑日、酷暑日の違いについて紹介していきます。

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夏日と真夏日と猛暑日、酷暑日の違いについて

ではまず夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日についてざっとまとめると

  • 夏日  最高気温が25℃以上の日
  • 真夏日 最高気温が30℃以上の日
  • 猛暑日 最高気温が35℃以上の日
  • 酷暑日 猛暑日と同じ

となっています。猛暑日と酷暑日については実は同じ意味で35℃以上の日の事を言います。
猛暑日と酷暑日の違いについては表現の違いだけなんです。

あえて言うのであれば猛暑日については天気予報の用語としては存在していません。
マスコミが35度以上の事を酷暑日と表現している事から酷暑日という言葉が浸透してきたんです。

ちなみにですが猛暑日という言葉が定義されたのが2007年から。割と最近の話なんですよね。
そもそも昔は35度を越える日はあまりなく全て真夏日としていたんです。

が最近は温暖化の影響もあってか過去に40度を超える事もあったりする程なんですよね(汗

暑い

といったように最近では暑い日が続く事も多く真夏に関しては猛暑日や酷暑日といった言葉を耳にする機会があるでしょう。
夏は水分が失われやすく日中にいると熱中症にもなりかねません。

特に猛暑日や酷暑日といった言葉が使われ始めた場合暑さ対策をしっかり行っていきましょう。

おまけですが、同じように使われる言葉として「熱帯夜」があります。

ご存知の方も多いと思いますが

  • 熱帯夜は1日の最低気温が25度以上の日を指します。
(人によっては1日ではなく夕方から翌日の朝の期間の間とされていますが、夕方と朝の時間が何時からという定義はないので1日という表現をしています。)

熱帯夜も昔と違い今は連続で何日も続く日があります。
寝苦しい日が続くだけでなく深夜でも熱中症の危険性があります。

クーラーや扇風機を使用して部屋の温度を調整しましょう。


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夏の暑さを示すWBGTについても確認しておこう

夏バテ

せっかく夏の暑さを表現する言葉を覚えたのでここでは夏の暑さを示すWBGTについても
紹介しようと思います。

この言葉を聞く方は初めての方が多いと思うのですが、
WBGTは暑さの指数であり熱中症を予防することを目的とされた指標です。

暑さ指数が高ければ高いほど熱中症の危険性が高くなり日中で運動をするかどうかの参考にもなります。

熱中症の運動指針については以下の通り

<

blockquote>WBGT

参照:(公財)日本体育協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より

一般的に言われる温度は乾球温度を見ていただければOKです。

ざっと見ていくと

・25度未満であれば基本運動しても問題ない。
・夏日に関しては適度に休憩や水分を補給をしつつ運動を行う事
・真夏日にもなれば熱中症の危険も高まります。運動慣れしてない方は運動中止
・猛暑日、酷暑日ともなれば原則運動中止

といった感じになります。

運動をする事で体内の温度も上がり熱中症になる可能性も飛躍的にあがります。
真夏日以上の運動に関しては十分に気をつけた上で行うようにしましょう。

・日常生活の指標においては

温度 注意すべき生活活動の目安 注意事項
危険 31度以上 すべての生活活動でおこる危険性 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒 28~31℃ すべての生活活動でおこる危険性 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒 25~28℃ 中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意 25℃未満 強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

参照:日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」

となっています。
中程度は運動や作業、強い生活活動は激しい運動と考えれば問題ありません。

この指標を見て特に気をつけるべき点については
猛暑日や酷暑日に関しては抵抗力の弱い高齢者は何もしてなくても熱中症になる可能性があります。
幼児や高齢者の家庭に関しては30度を越えた時点で外に出た際小まめに水分補給や休憩。
部屋にいる際は温度の調整に十分に気をつけた方が良いでしょう。

最後に


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夏日と真夏日と猛暑日、酷暑日の違いについてや温度によっての対策について紹介してきました。

夏日の時点ではまだこれから暑くなるなぁといった気分でも問題ないのですが、
猛暑日や酷暑日となると熱中症の危険性が非常に高まります。

小まめな水分補給や休憩、部屋の温度調整を行い夏の暑い時期を乗り切りましょう。

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