仕事を探していると施設警備の求人を見かける事ってありますよね。
オフィスのビルや大型施設などで巡回している方がいると思うのですが、防犯カメラの監視や施設内の巡回など事故や火災などの防犯をするのが施設警備員の方達です。
興味があって気になる方もいると思うのですが、やめといた方が良いよ…って声も聞いた事があると思います。
かくいう私も経験した事があるのですが、実際の所非常に個人差が出やすい業務でおすすめとは言い難いと感じています。
ここでは施設警備は楽なのかきついのか。なぜやめといた方が良いと言われる理由などについて紹介していこうと思います。
目次
施設警備をやめといたほうが良い理由
では早速ですが早速ですが本題の施設警備がやめといた方が良い理由について書いていこうと思います。
ストレスが大きく、体力的に厳しい
長時間の立ち仕事や夜勤が多いことが一般的です。
もちろん巡回する事もあるのですが、何時間も誰とも喋らず立ちっぱなしである事って想像以上に大変なんですよね。
施設にもよるのですが、基本ぴしっとした姿勢で何時間もいなければならない事もざらです。
商業施設などの警備だと顧客からのクレームや苦情に対応しなければならないこともあってストレスが溜まる事も…警備員は弱い立場で見られる事も多いんです。
施設警備と言っても現場は多岐にわたるので全てに言えた事ではないですが、体力的に大変だという事は事実だという事は間違いないです。
よく施設警備は現場によってあたりはずれがあるっていうのを良く言われますが実際に現場によってクレーム頻度などだいぶ違うなってのが感想です。
施設警備員してて思う
私の経験上、施設の中でも
警備員としての仕事が多く
大変だったのは学校警備員は先生、生徒~保護者迄
挨拶から始まり、挨拶に終わる人に監視カメラみたいに見られ
時に報告されます(;゜Д゜)
&
学校にはだいたい怪談もあり
深夜の巡回も不気味なんだわ#警備員あるある— とある施設警備員の【体験記】 (@toarukebiin) November 2, 2022
施設警備は現場によって全然内容が変わります
僕もいくつかの現場を経験しましたが、大変な現場ではとても神経に負担のかかる高度な仕事でした??
一方で、楽な現場ではほぼ待機しているだけ…??
これで給料がほぼ同じなんですよね???
でも楽な現場にいると確実にダメ人間になっちゃいますよ?
— 鍼灸師を目指している施設警備員#腰痛持ち (@himahima9274) May 20, 2021
拘束時間が長い
これはアルバイトというより社員の方に多い傾向であるのですが、拘束時間が長い事が非常に多いです。
病院の施設警備で求人で1勤2休を基本シフトと書いてある事を見かけると思うのですが、これは24時間勤務である事があります。
もちろんその間に仮眠などを取ったりしますが、巡回や立ち仕事、モニター監視などを24時間勤務するというのは身体的にも精神的にも相当きついのは想像に難くないでしょう。
昼勤、夜勤、深夜勤の3つのシフトに分かれ、1日8時間勤務をするというタイプもあるのですが、毎回昼勤というわけではなく
日や週によって昼金だったり深夜勤だったりと生活リズムが狂うのは間違いないです。
両方とも経験した事があるのですが、個人的には勤務時間が違う形の方がしんどかったですね。
24時間勤務は生活リズムはまだ崩れないし休みも多かったのですが、シフト制は半日休みからの深夜勤などもあり休んでいる心地がしませんでした…
もちろん個人差がある為一概には言えませんが、拘束時間が長い事により体調を崩しやすくなりやすい、言い方を変えれば体力を求められる職場というのは間違いないでしょう。
暇な時間が多い事も
これは個人差ではありますが、施設によっては暇な時間が多い事もあるでしょう(特に夜勤)
何か暇をつぶせる事があるのなら何もしない時間が多いのもありなのですが、
ひたすらモニターの前に座っているだけで過ごすというのは非常に退屈で時間が長く感じる事も多いでしょう。一人現場の時もしょっちゅうですしね。
その暇な時間を無理なく過ごせるかどうかで仕事の負担ぐあいが変わってくるでしょう。
個人的には一番大変なのが暇との戦いでした…w
おはようございます。今日は横浜の港湾施設警備で24時間勤務。トレーラー誘導なくここも暇な時間が多い…巡回と出入管理、受付あるが。
— hanmahanma2022🇺🇦 (@hanmahanma2022) October 8, 2022
といった理由で施設警備がやめておいた方が良いと言われたりします。
また警護のゆえ場合によっては事件や事故に遭遇する可能性もあります。
そこまで経験する事はないだろうし実際私はなかったのですが、他の職種に比べれば危険性が伴う可能性があるというのもつけておきます。
施設警備の良い所がないわけではない
などど施設警備はオススメしない。きついしやめといた方が良い理由を書いてきましたが、もちろん警備施設が良い所がないわけではありません。
- 巡回警備や立ち仕事、モニターでの監視なので難しい業務は少なく取り組みやすい。
- (施設にもよるが)人間関係などが少ない事が多いため人間関係に悩む事は少ない。
など特殊なスキルが必要というわけではないので取り組みやすい仕事ではありますね。
とはいえ、経験上ではありますがやはり体力と根気強さはあった方が良いでしょう。
アルバイトであれば経験の一つにあり
ここからは主観が大きいのであくまで参考程度に聞いて欲しいのですが、アルバイトであれば一つの経験としてありだとは思います。
大変だとよく言われる施設警備ではあるのですが、難しい業務は少なく人間関係に関わる事も少ない事が多い為案外自分に合っているという事もあります。
拘束時間が長いので短期間で稼げますしね。実際に経験して合っていれば続けていけば良いでしょう。
社員はオススメしない。
ただし、社員となると個人的にはオススメしません。
施設警備の仕事の平均年収は約335万円。日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。
個人差はありますが施設警備は体力的にも精神的にも大変だと感じる事が多い仕事です。にもかかわらず平均年収は平均以下だとなかなか辛いものがあります。
もちろんアルバイトなどで経験してみて自分に合っていたなら良いかもしれませんが、他の仕事でもっと良い職種がたくさんありますので情報はしっかり精査した上で選んだ方が良いでしょう。
最後に
自分の経験談も踏まえて施設警備について紹介してきました。
もちろん絶対やめといた方がいいという事はありません。仕事には向き不向きがありますので上記でも紹介した通りルーティーンワークや人間関係の少ない業務が好みであれば向いているかもしれません。
ただ、それでも個人的にはまずアルバイトで経験してみる事をオススメするという事は伝えておきます。