梅干しの栄養と効果をチェック!

梅干し

日本には古くから、「梅干しは身体に良い」と言われて、家庭でも1年中に食べられる量の梅干しを漬ける習慣があります。

食卓には勿論ですが、これからの季節(夏)には、「お弁当のご飯の上には梅干しをいれると、食べ物が腐り辛く、塩分を摂れる事で夏バテ防止」にもなる保存食として使われて来た梅干しですが、身体にはどうなのか…?

という事で梅干の栄養と効果について確認していきましょう!

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梅干しを食べる事の健康効果は?

元気

「梅干し」には強い抗菌作用があり、成分にはクエン酸が含まれているので、食欲がない時やかなりの疲れを感じて居る時に食べると、効果が見られます。

これは、私が毎年、夏になるとする事なのですが、ごはんを炊く時に梅干しを1個入れて炊きます。

すると、ごはんが腐り辛くなる気がします。それと、前の晩に飲み過ぎた時など、胃が重い感じがしますよね…。

そんな時に、梅干しをコップに1個入れてホットドリンクにして飲むと、スッキリしますし、酒臭さも若干気にならなくなる気がします。

といった感じに梅干には疲れた身体の疲労を回復してくれるんです。

梅干しには沢山のカラダに良いと言われる効果が

他にも梅干しには身体に良い効果がたくさんあるんです。ひとつずつ確認していきましょう。

血液をサラサラに

美容

肉類を沢山食べ過ぎてしまうと、身体のバランスを悪くしてしまう事が有りますが、そんな時に梅干しを食べて、アルカリ性食品でカラダの調子を整えてくれると言われています。

それに、血液をサラサラにする効果もあり、肝臓等を正常な働きにし、健康体を維持すると、同時に美容効果も有るそうですよ。

血液をサラサラにして、健康体を保つと言う事は、老化防止にも効果があると言えますね。

整腸効果で便秘の改善にも

お腹

梅干しに含まれるカテキン酸には、抗菌や滅菌効果があり、整腸効果も有る事は医学的にも承認されています。

そう言えば、お弁当のご飯の真ん中に梅干しがのせて有った記憶がありますが、あれは母からの、整腸、殺菌効果を願う優しさからだったのですね。

二日酔いや疲労回復に効果あり

元気

梅には、ピクリン酸やクエン酸の成分が含まれているので、乗り物酔いや、二日酔い、また食中毒など解毒作用もあると言われています。

梅の中に含まれているクエン酸には、食べ物をエネルギーに変える時に代謝を良くし、老廃物を体の外に出してくれる働きもあり、カルシウムの吸収を良くする働きもあり、疲労回復にも良いですね。

血糖値を下げる

ご飯

その他にインスリンの働きを行くし、血糖値を下げる効果があるので、糖尿病や高脂血症の予防効果になると言う事ですね。

緑茶の中でつぶした梅干しを1個入れて、食前に飲む事で、血糖値を下げ、中性脂肪やコレステロールを下げるので、高脂血症予防にも効果があります。

また梅干し成分には、ピロリ菌を抑制する成分が含まれているので、梅干しを毎日食べる事で、胃ガン予防にも効果があると言えるのです。



などなど梅干しを食べる事によって健康に様々な効果が期待出来る優れた食べ物なんです!

食べすぎには注意!塩分で高血圧などの症状も…

NG

「梅干し」が身体に良い事は良く分かりましたが、とは言っても「塩分」は気になりますね。

梅干には塩分がけっこう含まれています。梅干しが好きだからといって何個も食べてしまうと高血圧や心筋梗塞、脳こうそくなどの生活習慣病になる可能性があります。

もちろんこれは食べ過ぎた場合の話。塩分の取り過ぎってのは身体にとって毒なんですよね。では実際何gほどあって1日何個までに抑えた方が良いのか確認しておきましょう。


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1日に食べる量は何個までに抑えた方が良い?

疑問

梅干し好きな人は、1日に食べる量等気にしないで食べてしまうといわれていますが…。

そうは言っても、塩分が多い梅干しの事、食べ過ぎた場合には、何らかの影響があるだろうと思いながら…?
ついつい食べてしまっている人も多いのではないでしょうか。

身体に良いとされる梅干しとは、一体どの位の量なのか? また、どの位の量が適量なのか?調べてみましょう。

例えば、梅干しのはちみつ漬の場合…、

メーカーやサイズでも違ってきますが、1ケで、16~17kcalはあると言われていますから、塩分を気にして甘い梅干しを食べていると、今度は肥満が心配になります。

通常の梅干しの塩分量は、大粒の梅干し(10~20g程度)の場合、1個で1~2g位の塩分になります。

成人一日に必要な塩分摂取量は、男性の場合おおよそ10.9g位で、女性が9.2gと言われています。

つまり一つ摂取するだけで5分の1ほどの摂取量となってしまうんです。1日3食食べる方だと梅干だけでかなりの塩分となってしまう事がお分かりかと思います。

1日2個ぐらいまでに抑えておくのが吉

チェック

もちろん梅干以外にも塩分は食事に含まれています。

平均的な塩分量は個々の食生活でかなり変わりますから、目安として考えて頂ければと思われますが、「一日に食べる量は多くて2個くらいまで」

にとどめておきましょう。

無塩梅干しというのも

もし梅干しが好きでたくさん食べたい方には「無塩梅干し」がオススメです。

梅干が食べたいけど、塩分が気になる…という方に好評ですね。

一度無塩の梅干しを食べてみて好みの味であれば無塩の梅干しに切り替えてみるのもありかと思います。

まとめ

■梅干しには

・疲労回復
・血液をサラサラに
・便秘の改善
・血糖値を下げる

など健康に様々な効果がある。

■ただ塩分が1個あたり2gと少し多めで食べ過ぎると高血圧など生活習慣病の可能性も

■1個あたり2g程度で1日2個まに抑えた方が良い

■塩分が気になるのであれば無塩梅干しというのもあり

梅干しは疲労回復などに効果があるという事は知られていますが、他にも健康にとって良い効果が多いんですよね。

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ただ塩分だけは気をつけつつ梅干しのおいしさを堪能しましょう!

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