毎年のように多くの感染者を出してしまうインフルエンザ。予防摂取を打たれた方も多いかと思われます。
インフルエンザ自体非常に感染力が高く学校では学級閉鎖が起こってしまうぐらいうつる可能性が高いんですよね。
自分や家族がうつらない為にもうつる期間や対処法について確認していきましょう。
目次
インフルエンザのうつる期間
ではまずインフルエンザのうつる期間について確認しておきましょう。
インフルエンザに感染してしまい他の人にうつる期間としては
「症状が出ない潜伏期間~完治するまで」と言われています。
具体的なインフルエンザの潜伏期間と完治するまでの期間について説明すると
感染はしているが症状が出ていない時期を潜伏期間と良いますが、インフルエンザの潜伏期間は1~3日と短い方です。
潜伏期間が長いと症状が出ないうちに感染してしまうといった恐れがありますが、インフルエンザに関しては低いといえます。
潜伏期間を経て発症。症状が現れてから数日は高熱や関節痛、筋肉痛などの全身症状が出てからその後咳や鼻水といった呼吸器の症状が出たのち回復すると言われています。
症状としてはおおよそ1週間程度。つまりインフルエンザのうつる期間としては症状が出る数日間~1週間程度はうつる可能性が高い。
という事を覚えておきましょう。
うつる確率が高いのは発症後約3日
といったように1週間程度はうつる可能性が高いのですが、その中でも症状が出始めてから24~72時間はウイルス排出量が多いと言われています。
つまり高熱や全身症状が現れる一番辛い時期がうつす可能性が高いんですよね。特にその時期は看病を一番している時期でもあり感染者との接触も多いです。
後で対処法について説明していきますが、こまめなうがい、手洗い、また感染者がいる場合は家でもマスクを着用するように心がけたいですね。
インフルエンザの感染経路
うつる期間がわかった所で次は感染経路について抑えておきましょう。
インフルエンザの主な感染経路としては
- 飛沫感染
- 接触感染
- 空気感染
の3つとなります。
インフルエンザの感染経路についてはよく紹介されているのでご存知の方も多いかと思いますが今一度どういった経路で感染するのか抑えておきましょう。
飛沫感染
インフルエンザで一番多い感染経路が飛沫感染です。咳やくしゃみ、会話中などに飛んでくる飛沫を吸い込んでしまう事で感染するのが飛沫感染です。
大人の場合はマスクを常時着用している事もあるのですが、子供の場合はマスクを着用したがらない事も多いですよね。
その結果感染している子の咳やくしゃみの飛沫によって付着。手を洗わないまま食事などで手を口に持っていく際に感染していまう事もあるんです。
飛沫というのは人が思っている以上に飛散します。咳やくしゃみについては十分に気をつけたい所ですね。
接触感染
飛沫感染と同様に多いのが接触感染。
皮膚や粘膜に直接触れる、もしくはドアノブや手すりなどを経由するケースが多いですね。
手洗いなどはしてもドアノブや手すりまでには気が回らない事が多いですよね。
実はドアノブなどに付着した場合にも1~2日間は生存するとも言われているんです。ドアノブ以外にも接触したものにはインフルエンザウイルスが付着している可能性があるのです。
消毒&共有しない事を徹底
ではどうすれば良いかというと共有しない事と消毒する事を徹底する事です。
接触感染を防ぐためには手洗いと手のアルコール消毒を徹底しましょう。
なお、食べ回しや飲み回し、食器類の使い回しも接触感染を促す可能性があるのでNG。タオルなどに関しても出来る限り共有する事を控えましょう。
インフルエンザの期間中毎日徹底するという事はなかなか難しいかもしれません。ですが家族内に感染者がいる場合はうつらないようにする為にも徹底しましょう。
空気感染
感染者と同じ場所にいる事でインフルエンザウイルスを吸い込んでしまう空気感染。
インフルエンザウイルスはとても小さく、冬場のような乾燥した時期は長時間浮遊することが可能なんです。
その事から部屋に多くの人が集まっている場所などは注意が必要となってきます。
出来る限り混雑した場所は控えた方が良いでしょう。
うつらないための対処法について
では最後にインフルエンザにうつらないの対処法について確認しましょう。
マスクを着用する
基本中の基本ですがやはりマスクを着用するのは重要です。
インフルエンザの感染の中でも飛沫感染はかなりの割合を占めます。なのでマスクを着用する事で拡大感染を防ぐ事が出来ます。
マスクの着用は外に出る際は一般化されてきましたが、家にいる場合は着用していないかと思います。
上記でも紹介しましたが、もし家族内に感染している方がいる場合はうつらないように家族全員マスクを着用するようにしましょう。
感染者との接触を最低限にする。
そして感染者との接触を少なくするのも大事です。感染している間はうなされる事が多く看病をする必要があるのですが、同じ部屋でずっと看病していてはそれだけうつる確率が上がります。
看病するのは大事なのですが、接触は出来る限り最低限にするようにしましょう。他にも
- 食器などは別々にする
- 感染者が触れたものは消毒を行う
- タオルなども別々にする
といったような事も徹底するとより良いでしょう。小さいお子様や高齢者がいるご家族は特に注意しましょう。
アルコール消毒を行う
インフルエンザウイルスはアルコールに弱い事もありアルコール消毒が推奨されています。
先ほどお話したドアノブや子供のおもちゃなど感染者が触れたものはふきんにアルコールを吹きかけて拭き取ると良いでしょう。
手洗い、うがい
そして手洗い、うがいですね。飛沫を洗ったり接触感染を防ぐ為にも手洗いうがいはやはり重要です。
外出した際にインフルエンザウイルスに触れる事はよくあります。またインフルエンザに限らずともウイルスが付着するケースはよくあります。
なので毎日手洗い、うがいをしっかりするようにしましょう。
最後に
インフルエンザのうつる確率やうつる期間はいつまでか。また対処法について紹介してきました。
冒頭でも話をした通りインフルエンザは非常に感染力の高いウイルスです。うつらないように上記の事を参考に拡大感染を防ぐようにしましょう!