小さなお子様が、いらっしゃる家庭ではよくある事だと思うのですが、ベタベタのシールの跡を綺麗にする事ってかなり大変ですね…!
小さな子供は、殆どのお子様がシールは大好きだと思います。
近頃では、病院などで治療を終えた子供達に「よく頑張ったね…!」などと言って渡しているのを見かけると、「後が大変だろうなぁ~」とつい要らぬ心配をしていますが、ベタベタのシールを綺麗にはがせる方法や裏技について調べてみました。
シールの剥がし方の方法について
上手くシールをはがした筈なのに、しっかりシールの跡が残りベタベタしている事があり、ガッカリする事の方が多いと思うのですが、どうしたら上手くとれるのでしょう。
折角剥がしたシールの跡、「ベタベタ」しないで綺麗にはがせる方法について話しましょう。
実は簡単にシールをスッキリと剥がせる方法を考える前に、シールをはがした時の「ベタベタの正体」が何なのか…?を調べて見ましょう。
まず、シールはどうして張り付いているのか…?
と、言う事は、シールをはがしたい時はぴったりとくっいている粘着剤の部分をやわらかくする事が必要と言う事になります。
ドライヤーなどの熱を加えて軟らかくする方法など幾つかあります。
食器に等に付いているラベルを剥がす時…、
・ライター用のジッポのオイルではがせます。
・シールの部分にオイルをたっぷりかけて、約10秒くらい経ってから軽く擦ると綺麗にはがす事が出来ます。
残った部分を簡単に取るには?
シールを剥がした跡にベタベタした粘着部分が残ってしまう事ってありますよね。
*ベタベタの粘着を綺麗にするには…、
・シールを剥がす前に、剥がしたい部分を「ドライヤーで少し温める」と、粘着力が弱く成りベタベタ部分も残さずに綺麗に取る事ができます。
・もし剥がしたい場所が、除光液を付けても大丈夫な場所でしたら、使い易くて手軽に使えますね。
*もし、剥がしたシールを再度使いたい場合なら、ドライヤー温めながら少し剥がれた隙間の部分に、「コールドクリーム・クレンジングクりームやオイル」を少量垂らしてあげると、更に剥がし易く綺麗に剥がれます。
また家庭にある身近なものでもシール剥がしに有効なものがあるんですよ。ひとつずつ紹介していきます。
お酢
ティッシュとかコットンを湿らせて、剥がしたいシールに10~20分位、湿布部分に貼り付け剥がします。
湿布する時間は、出来るだけ長く放置する方が良いのですが、お酢が乾いてしまわない様にラップなどをすると良いですね。
時間が経った頃に、拭き取れば綺麗にはがれるでしょう。またうまく剥がれない場合でも傷つかない程度にティッシュなどでこすりながらだと綺麗に剥がれますよ!
ハンドクリーム
指先にハンドクリームをたっぷりと着けてシールの上を撫でてあげ、全体に染み込んでくると少しづつ剥がれ、やがて全体のシールが綺麗に剥がれて来ます。
*ハンドクリームの場合は、剥がした後のベタベタ部分には驚く程の効果があります。
消しゴム
少しだけ残ってしまった位なら、ちょっと指で擦るだけでも剥がれると思いますが、消しゴムを使うと想像以上に
綺麗にあっさり効果が見られますよ!ただ当然ゴシゴシやったら表面が傷つく可能性がありますので少しこすってみてまだ取れないのであれば他の方法でとるようにしましょう。
消しゴムは少し残った時などに有効です。
台所洗剤
剥がしたいシールの上に台所洗剤を塗り、その上にラップ等を貼り付けて暫くして擦ると、簡単に剥がす事が出来ます。
数分程おいてからシールを取るようにしましょう。界面活性剤の働きできれいに剥がすことが出来るのです。
注意:塗り物の場合には変色の恐れがあるので要注意です。
除光液
ティッシュやコットンに染み込ませて、剥がしたい部分を暫らく押さえて置いて、しっかり浸透した頃を見計らって剥がします。
*除光液は蒸発し易いので、ティッシュよりはコットンの方がお薦めかも…?
といったように色々な方法があります。家にあるものばかりですね。色々試してみましょう!
シール剥がしスプレーを使う方法もあり
*購入した時に貼ってあるシールや、子供の頃に貼ってしまった家の柱のシールなどの場合は、お気に入りの品物や柱を傷や変色から守りたい…。
そんな時には、「シールはがし」「ワッペンはがし」スプレーが販売されています。
確か、3Mの商品だと思いますが「クリーナー30」と言った商品がシール剥がしには良いと思われます。
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その他にも色々な製品が有りますので、HPなどでチェックして見るのもお薦めですね。
気をつけたい点として有機溶剤を使うとなると、まれにプラスチック素材の物も溶かす場合もあると言われていますので、使う前に目立たない場所で試して見る事が必要だと思います。
実際注意点などは商品に掲載されているので購入する前に一度確認する事をオススメします。
また剥がしたいシールが紙製の場合は、溶剤は染み込み易いのですが、プラスチックフィルムで出来たシールの場合は溶剤を浸透しません。
この場合には、シールの周辺から少しずつシールを浮かしながら、流し込む動作を何度か繰り返しながら剥がすと良いですね。
柱の場合にも同じような剥がし方をすると、柱に剥がした痕跡が残らないと思います。
シール剥がしをする際の注意事項について
*注意事項色々
①通常シールを強引に剥がした場合に、途中で破けてしまい粘着剤(ベタベタ)が残る事になるので、剥がしたいシールは時間を掛ける事も必要になります。
なので慎重に行うようにしましょう。
②家具についているシールの場合は、ドライヤーの熱でシールを温めて剥がすと言った、シールの粘着機能を温める事で綺麗に剥がれると思われます。
ただし家具の素材によって、熱で変色する物もあるので、まず目立ちにくい場所でのテストをお薦めします。
といった感じでしょうか。ちゃっちゃと終わらせたい気持ちはわかりますが、昔から張ってあるシールほどベタベタしてて取りにくいなんて事もあります。
取る際は後が残りにくいようじっくりと行いましょう。
最後に
ベタベタのシール剥がしの方法について紹介しました。
意外とシール剥がしに使えるものって色々あるんですよね。ご家庭のもので試してみて、それでもうまくいかない場合はスプレーなどを使用してみましょう。