咳が止まらないけど熱はない時の原因について

咳が止まらない 熱はない 原因

風邪を引いていて熱もあるのであれば咳が止まらないならわかる。

けど熱はなく風邪っぽいわけではないのに咳が止まらない事ってありますよね。
原因もよくわからず大丈夫だろうか…とふと心配してしまいます。

今回の記事では熱はないけど咳が止まらない原因や対処法について紹介していこうと思います。

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熱はないのに咳が止まらない原因は?

まず先に説明しておくと何となく咳が続いているけれど熱はない場合、ただの風邪ではない可能性が高いといえます。

風邪によるウイルスの場合、咳が続くとしても1週間程度で収まるものです。が、それ以上長く続いている場合には次のことが考えられます。

・2週間以上頑固な咳が止まらない場合には、結核菌が原因の気管支結核である可能性。
・ケンケン、コンコンといったような乾いた咳が3週間以上続く時には、マイコプラズマ病原体の感染を疑ってみるのが良いでしょう。

・夜や明け方などに乾いた咳がひどくなる場合には咳喘息であることが考えられます。
喘息の前段階だと言われ、ほこりやダニなどのハウスダストや気温差やストレスがきっかけとなって症状を発することがあるとされています。

といったように咳だけが止まらない場合は風邪ではなく気管支が原因である可能性が高まってきます。

また、コンコンと空咳が続くのに睡眠時には咳が出ない場合は、不安や過度なストレスによって起こるとされていて、この場合も熱が出ずに咳が出ることがあります。

いずれの症状にしてもまずは原因を突き止めてそれに合った対処をしていくことが大切になっていきます。
熱がないのに咳が出ている場合には単なる風邪と判断せずにきちんと医療機関で調べてもらうのが望ましいでしょう。

熱はないのに咳が止まらない時の対処法

熱はないのにいつまでも咳が止まらないとつらく苦しいものです。

特に夜寝る時に横になり体が温まってくると余計にひどくなることもあり睡眠不足になりほかの体の不調まで出てくることが考えられますので、しっかりと対処法を考えていく必要があります。

まず、部屋が乾燥していて湿度が下がっている場合には咳は止まりませんので、濡れタオルなどで口元やのど元を湿らせるようにしましょう。

加湿器

加湿器などがない場合には、ベッドや布団のわきに水が入ったお皿などを置いて湿度を保つのも効果的です。

とにかく部屋を乾燥させないという事が大事になってきます。

温かいお茶やレモンドリンクなどでのどを潤すのも良いでしょう。
あまりにも咳だけひどい場合には市販薬や葛根湯などの漢方薬を使用するのも良いですが、病原体によっては効果がないこともありますので自己判断で服用するよりも医療機関に足を運ぶようにしましょう。

過度なストレスや人間関係の不安などから咳が止まらないこともありますので、そういった場合には心療内科などで安定剤や抗うつ剤などで治療することもあります。
ひどくなると重症化して治りが遅くなることが考えられますので、
いつもの風邪の咳とは違うと感じたら早めに対処しておくようが重要になってきますので日々心がけるようにしましょう。


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熱はないのに咳が止まらない場合は何科へ行くの?

病院

熱はないのに咳が止まらない場合、何科に行けばよいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。

一般的に、風邪をひいたときには内科に行く人がほとんどかと思われますが、熱がなかったり2週間も3週間も咳の症状だけが続いている場合には内科以外の科を受診されるのが良いことも考えられます。

咳だけがひどく続いている場合には、ぜんそくや気管支炎、百日咳、マイコプラズマ肺炎などが考えられ、内科だけでは症状が治まらない可能性がありますので呼吸器科も一緒に受診されるのが良いでしょう。

たとえば喘息や気管支炎などは風邪をひいたことがきっかけとなってひどくなることもあります。
その場合、ただ咳や痰に効く風邪薬を服用するだけは治らないのでステロイドによる吸入剤や酸素投与などで治療することもあり、幼児の場合は入院して治療を行うこともあります。

しかし、自分ではなかなか判断できないこともあるかもしれませんのでまずは内科で検査を受けてはっきりしない場合には呼吸器科、咽頭科、耳鼻科などを受診して診るのが良いでしょう。
自分では判断が出来ない場合は総合病院に行く方があちこち通う手間が省けて良いでしょう。

ざっとまとめると

・風邪のような症状→内科
・咳だけが止まらない→呼吸器科
・自分では判断が出来ない→内科または呼吸器科などが入っている総合病院

といった感じで良いでしょう。

まとめ

咳が止まらないけど熱はない時の原因や対処法について紹介してきました。

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咳だけの場合は風邪ではなく気管支関連が原因である可能性もあり自分では判断出来ない事が多いです。
なかなか治らない場合はこれ以上悪化する前に病院に行くようにしましょう。

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