節分と言えば
「鬼はー外!福はー内!」
と豆を撒いて鬼を追い払い福を呼ぶというのが節分の慣わしですよね。
ただ最近は節分になると恵方巻きを食べる方も多く、
豆を投げる事はないけど、恵方巻きは食べる!
という家庭も多く感じられる程です。
今回の記事では2020年の節分はいつか?また節分に行う事や恵方巻きを食べるようになった由来について紹介していこうと思います。
目次
2020年の節分はいつ?
節分は季節の変わり目の前日。2020年の立春は2月4日なので
2020年の節分は2月3日となります。
立春は2月4日の事が多いので例年2月3日になる事が多いのですが、年によっては2月2日だったり2月4日だったりするんですよね。
節分の日は二十四節気でいう大寒の最終日という事もあり年間を通してを最も寒い時期にあたります。
寒さで体調を崩す事のないよう十分に気をつけたい所ですね^^
節分は実は年に4回ある。
ご存知の方もそう多くはないのですが、実は節分は年に4回あります。
というのも節分には「季節を分ける」という事を意味しており
季節の代わり目である「立春・立夏・立秋・立冬」の前日が節分となるんですね。
立春の前の節分以外は話題にならないので知らない方が多いのも当然ではあるのですが、最近では
「春の恵方巻き」、「夏の恵方巻き」、「秋の恵方巻き」
などもコンビニで販売されるようになったじゃないですか?
「なぜ夏に恵方巻き売っているの???」
と思った方もいるのではないでしょうか?(私がそうでした 笑)
これは節分に恵方巻きを食べるという習慣が根付き始めた結果。
「では立夏や立秋の前の節分でも恵方巻きを販売しよう。」
という流れから春の恵方巻きや夏の恵方巻きなんていうのも販売されるようになったんですね。
(単純に恵方巻きが売れるからという理由が大きいと思うのですがw)
この話をすると
「あぁ2月以外にも節分があるんだ!」
と納得してくれたりします 笑
節分の時期は季節の代わり目。
体調には十分に気をつけたい所ですね^ ^
節分で行う事について
節分といえば豆まきをする…というのはご存知の方も多いと思いますがここで改めて節分の行事について確認しておきましょう。
豆まき
節分といえば「鬼はー外ー!福はー内ー!」
と節分といえば豆まきをするというのが定番ですよね。
季節の変わり目は邪気が入りやすいとも言われています。その邪気を払うために行われている行事ですね。そして豆まきが終わった後に、年の数+1豆食べる事で健康に育ってくれるとも言われています。
恵方巻きをかぶりつく
そして節分と同じく行われる行事として恵方まきをかぶりつくというのがあります。
七福神にちなんだ7種類の具材の太巻きをおめでたい方角を食べる事から恵方巻きと言われていますね。
ちなみに2020年の恵方の方角は「西南西やや西(右)」
食べる際のルールとして
- 恵方を向いて食べるべし
- 黙って食べるべし
- 一気に食べるべし
なんてルールがあったりします。せっかく食べるのですからルールにのっとり食べると行事をより楽しく行えるのではないかと思います^ ^
節分に恵方巻きを食べるようになった由来について
最近では節分に恵方巻きを食べるのも一般的になってきた感じではあるのですが、
全国的に普及しはじめたのは割と歴史が浅かったりするんですよね。
「丸かぶり寿司」やら「幸運巻きずし」とも言われる恵方巻きは
元々関西など一部の地域で食べられていたもので当時は恵方巻きという名前もなかったのですが
全国的に普及したのはセブンイレブンが1989年に
「丸かぶり寿司 恵方巻」という名前で販売する事で全国的に普及していく事となりました。
今となってはコンビニだけでなくスーパーや寿司屋、中には百貨店などでも
恵方巻きを販売するようになったんですよね。
スーパーではずらっと販売される恵方巻き。色んな種類があって購入される方が多いですね!
閉店数時間前になると安くなる事が多いので安くなるのを狙って購入される方もしばしば。
とにかく節分=恵方巻き
というぐらい今では恵方巻きを購入される方が多いというわけです♪
ただせっかくの節分ですので、
豆を撒いて邪気を追い払い恵方巻きを食べて幸運を呼ぶ
と、どちらも行う事で運気を呼び込みたいものですね^ ^
恵方巻き以外で節分で食べる食べ物について
今となっては節分に恵方巻きを食べる!
が一般的ではあるのですが、恵方巻き以外にも
・鰯(いわし)
・そば
などがあります。
節分に鰯を食べるのは鰯から出る激しい煙と臭いで邪気を追い払うという意味があるからなんですね。
節分の時期になるとスーパーで鰯を宣伝する事もありますし
普段鰯を食べる機会のない方は一度食べて見てはいかがでしょうか?
節分にそばを食べるのは江戸時代では節分にそばを食べる習慣があったからなんですね。
江戸時代において年の変わり目は大晦日ではなく冬から春への節目の日である節分を年越しと考えられており
節分に食べるそばを年越しそばとして食べていたそうです。
今となっては節分にそばを食べられる方はあまり多くないように思われますが、
昔は節分の時期に年越しそばとして食べていたという歴史を紐解くと中々興味深いものがありますね。