いちじくには栄養がとても多く含まれていると、伝えられています。
近頃になって、「イチジクの果汁」が癌細胞を麻痺させる事で、癌治療に効果があるのではとも言われるほどなんですよね。
また、乾燥イチジクを毎日3個くらい食べる事で、人間が一日に必要な鉄分やカルシウムの補助になる事も分かっています。
そんなイチジクについて、栄養や効果、効能、食べ方について確認していきましょう。
目次
いちじくの主な効能。効果について
江戸時代に中国から日本国内に入って来たと言われている「いちじく」は、日本では薬用として栽培されていました。
国内での生産量が増え始め、個人の家庭の庭でも簡単に育てる事が出来る事で、食べる様になったそうですよ。
*いちじくの効能は
いちじくには「食物繊維、鉄分、カリウム、カルシウムやミネラル、ビタミンB1、B2、B6、C」をバランス良く含んでいるフルーツなのです。
癌を抑制
イチジクの果汁には、抗ガン物質「ベストアルデヒド」を抑制する効果があると言う事もわかり、現在は研究中になります。
美白効果
イチジクにはメラニン色素を抑える美白効果があると言われています。
「ザクロエラグ酸や、アントシアニンなどのポリフェノール」を沢山に含んでいるので、老化を防いでくれる作用が高い事もあり、美肌やアンチエイジングとしても好まれて食べられています。
便秘や下痢止めにも
いちじくには、水溶性食物繊維を持ち合わせていて、便の水分状態を良くするので排便し易く成るのです。
また、下痢止めとしての成分も含まれている事で、便秘と下痢が日常と言われる様な人も繰り返すような体質の人にもお薦めです。
腸内の環境も正常に整えてくれるので、肌荒れなどの改善と美肌効果の期待も出来ます。
女性特有の悩み
女性には年齢を重ねる事で、「更年期障害や月経トラブル」に悩む人は多いですが、に「いちじくはホルモンバランス」を整えてくれて、「PMS(月経前症候群)、不妊症、更年期障害」などの症状を和らげてくれる効果もあるのです。
果物の中でも、イチジクには鉄分が多いと言われていて、女性に多い貧血の予防や改善にも効果があると言われています。
また、冷え症の改善にも効果があります。
食事後にいちじくをデザート代わりに食べる事で、「胃もたれ」の改善にもなると言われています。
といったようにいちじくを食べる事によって色んな効果効能があるんです。他のものもまとめると
•肌のアンチエイジング
•女性ホルモンの調整(更年期障害や月経前症候群、生理痛)
•貧血の予防と改善
•胃腸の改善
•便秘、下痢の予防と解消
などに効果があると言われています。
いちじくの保存方法は?どれぐらいもつ?
実は、いちじくを生の状態で保存する事は難しい事ですが、生で食べたい方の為に…。
生のいちじくの保存方法
①いちじくは常温で保存するのは難しいので、冷蔵保存がお薦めです。
②冷蔵庫に保存する場合には、いちじくをポリ袋等(乾燥を防ぐ)に入れます。
③冷蔵庫で冷蔵保存します。
注意:冷蔵庫に入れる際には、いちじくの上に重ねて置かないようにしましょう。
いちじくを保存できる期間
・冷蔵保存…3~4日くらい
・冷凍保存…1~2ヶ月くらい
保存するのであれば冷凍がオススメです。というより元々保存に向いていないので冷蔵ではあまり持ちません。
そのまま丸ごと保存しても良いのですが
皮を剥いだり食べやすい大きさにカットしてからフリーザーパックなどに入れて保存しておくと後で食べる際に手間がかからず良いですね。ジャムにするのもありでしょう。
保存するのであれば基本冷凍保存という事を覚えておきましょう。
いちじくの選び方
実はいちじくには、収穫時期が年に2回あります。
まず、始めは6~7月の夏摂りで、2回目は8~10月の秋摂りがあります。
選ぶポイントとしては
②皮がピント張っているもの
③切り口部分が新鮮なもの
④果実の一番太い所が色づいているもの
⑤頭の部分に小さな亀裂があるもの
といった点があげられます。全部揃ってはいないにしても出来る限り上記の点をチェックしてから購入するようにしましょう。
いちじくの食べ方について
いちじくを生で食べる時は、薄い皮を手でむき軽く水洗いして簡単に食べる事が出来るのですよ。
食べ方は好みで、切っても丸ごと食べても大丈夫ですし、良く熟れている物は半分に切りスプーンで食べても良いですね。
その他に、いちじくは日持ちが悪い事で、「ジャムや砂糖煮、紅茶煮、シロップ煮、ワイン煮」などに加工し保存食として利用されてきました。
色んな食べ方を試してみたい!というのであればやはりクックパッドさんが参考になるかと思います。
色んなレシピに挑戦しておいしくいちじくを食べたいものですね^ ^
ドライいちじくの食べすぎには注意!
いちじくを乾燥させて「ドライフルーツ」として食べるのも、味に深みがあり美味しいですね。
特にドライいちじくは、甘みと触感が独特でクセになると言われているのですが、食べ過ぎに注意しなくてはいけないそうです。
*その理由には…、
- カロリー過剰で、太る原因
- 糖質が多く、老化や糖尿病の原因
- 食物繊維が多いので、下痢の原因などが上げられています。(便秘の解消にはなるが食べすぎはNG)
ドライいちじくは1日に3個くらい食べるだけで、1日に必要とされている「鉄分やカルシウム」は充分摂取できると言われているのですが、高カロリーなので食べ過ぎには気をつけたいですね。
という事で何事にも食べ過ぎないように程ほどにするのが大事食べるにしても1日数個程度にしておくようにしましょう!
健康に良いドライフルーツ(いちじく)ですから、毎日少しずつ楽しみながら、食べ過ぎに気をつけながら美味しく戴き事が「健康と美容」に繋がると言う事になるのですね。
最後に
いちじくの栄養や効果効能、食べ方について紹介していきました。
いちじくを取り入れる事で実は体によって良い効果がたくさんあるんですよね!色んな食べ方を知りおいしくいちじくをいただきましょう!