大人に比べて子供が鼻血を出す事は結構あります。
どこかでぶつけて鼻血が出たり甘いものを食べ過ぎて出てしまった事など要因は色々ありますが、
何度も鼻血になってしまうと少し心配になってしまいますよね。
子供の鼻血が止まらない原因や病気の可能性について頭に入れておきましょう。
子供の鼻血が止まらない原因について
まず子供が鼻血が出やすい理由として大人より鼻の粘膜が弱いという事を頭に入れておきましょう。
大人より鼻粘膜が弱いので
・アレルギー性鼻炎
・風邪やインフルエンザなどによる高熱
などによっても鼻の血管が切れてしまって鼻血が出てしまう事もあります。
何もしていないのに鼻血が出てしまうのもこの粘膜の弱さが原因である事が多かったりするんですよね。
原因がよくわからないのに鼻血になってしまうと
「何かよくわからない病気にかかってしまっているのではないだろうか…」
と心配になってしまうのですが、単純に粘膜が弱いからという事を頭に入れておきましょう。
ただその鼻粘膜が弱い事が原因で鼻をいじったりしていると鼻血になってしまう事があります。
子供の鼻血になる原因で特に多いのが鼻いじりだったりするんです。
特に子供は少しでもむずむずすると鼻をいじったりしてしまう(特に男の子)傾向があるので
よく鼻血を出してしまうお子さんはまず鼻をいじっていないか確認してみてましょう。
子供の鼻血が病気である可能性について
とはいえ子供のでも病気から鼻血が出てしまう原因があります。
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
といった病気から発生します。
先ほど言った通り子供は鼻粘膜が弱いです。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎によって鼻水が止まらなかったり、鼻が炎症してしまう事により
鼻の血管が膨張→鼻血になったりします。
また何度も鼻をかむ事によって鼻の血管を痛めてしまう事も原因だったりするんですよね。
アレルギー性鼻炎は年々増加傾向であり日本人の5人に1人は悩まされていると言われています。
花粉もそうですが、ダニなどのハウスダストにも気をつけておきたい所ですね。
鼻血の頻度が高い場合は病院へ
鼻血の原因について書いてきましたが、
- どの症状でもあてはまらないけど子供の鼻血が止まらない
- 鼻血の頻度が多い
といった場合は一度病院で診察してもらった方が良いでしょう。
鼻血の場合は耳鼻咽喉科が専門です。小児科や内科でも診察してもらえるのですが
より具体的に症状について知りたいのであれば耳鼻咽喉科で診察してもらいましょう。
子供の鼻血の対処法について
子供の鼻血の対処法についてですが、まず
・上を向いて鼻にティッシュを詰める
おそらく多くの方が鼻血の時の対処についてこのようにしてきたのですが、
子供の場合はあまりよくないんですね。
鼻にティッシュを詰めるのは鼻の中を圧迫するので出血を止めます。
…が上記でも説明した通り子供は鼻粘膜が弱いのでティッシュを抜いた際に粘膜を傷つけてしまい
再度鼻血を出してしまう事があるんですよね。
大人の場合はそれでも十分かもしれませんが、子供の場合はよくありません。
ではどうするかというと鼻を詰めるのではなく鼻を抑えましょう。
鼻血が出た瞬間はもちろんふき取る為にティッシュを使用しますが、
一度拭き取った際は水平または少し顔を下向きにして5分~10分鼻を抑えて待ちましょう。
その際鼻血が垂れないようにティッシュを引いてください。
鼻血というと顔を上向きにするのでは?
と疑問に思われる方もいると思いますが、上向きにしてしまうと喉に逆流して嘔吐してしまう可能性があるんです。
なので顔は水平またはやや下向きにして鼻をつまみ鼻を圧迫しつつ止まるまで待ちましょう。
大人に比べて子供は鼻血の際の対処を丁寧に行う事を心がけておきましょう。
まとめ
子供の鼻血が止まらない原因。病気の可能性や対処法について紹介しました。
何もしてないのに鼻血が出てしまう事があるのが子供の鼻血。
出てしまった場合は慌てず上記のような対処法で出てしまった原因について調べましょう。