始めは、何となく「ピリピリ」する症状が時々、その内治るかなと思っているうちにだんだん「しびれや痛み」が強くなって来た。
今では、「じっとしていてもビリビリしたりジンジン」し、「歩く時などは針の上を歩いているよう」に足の裏がチクチクする痛みがありゆううつな思いをしている方。
また、腕や手の「痛みやしびれ」について、原因や病院は何科に行けば良いかなど色々と調べて見ましょう。
手足のしびれがする原因について
手や足のしびれの原因は沢山あると思います。
このしびれは、神経系のどこかで原因が起こり、脳から手足にしびれを伝達する事で起こると言われています。
① 手足の血流が悪くなる事でしびれが起る。
② また、寒さの為に手足の血液の流れが悪い為の痺れ。
③ 軽い脳血栓発生している場合の痺れ。
④ 更年期障害と共に起こる、手足の痺れ。
もし何らかの痺れを感じた場合には、「神経障害、血流障害、運動麻痺」よるものなのかについて検査が必要になります。
要は手足のしびれには色々な原因があるという事を覚えておいてください。
神経性のしびれと血流傷害のしびれ
神経系に異常があり痺れを感じるものは、安静時にも痺れを感じます。
血流障害が原因で痺れが起こっている場合には運動時に痺れが起こる特徴があり、前屈の姿勢や寝返りをした時などに脊椎が圧迫される事で痛みは強くなります。
しびれの起こる場所と原因
神経に障害が原因で起こっている時には、体のどの場所に一番しびれが強いのかを検査で知って置く事が重要になります。
障害が起こる部位によりしびれの場所も大きく違い、傷害部位を詳しく知る事が出来るのです。
検査結果、内科的な病気(糖尿病)や、神経内科的な病気(変性、炎症性、代謝性疾患)を考えられる場合もあります。
もし、内科的な原因が分かった場合には、専門医(変性、炎症性、代謝性疾患)の診察する事が必要です。
手足のしびれを緩和する方法は?
手足のしびれの度合いにもよりますが手足のしびれを緩和する方法があります。
ひとつずつ確認していきましょう。
足のしびれを緩和する
筋肉をつける
・腹筋と背筋を鍛えて、腹筋、背筋のバランス良く鍛え筋肉を付ける
スクワット運動
・スクワット運動をする事で、足の太ももの筋肉を鍛えられます。
毎日定期的に歩く
・1日おおよそ7000歩くらい歩くのが、丁度良い運動量になります。無理のない運動をする事で血流が良くなり手足のしびれが改善する事もあります。
注)初めて始める場合には、年齢や体力に応じて、無理の無い範囲に進めて行きましょう。
手のしびれを和らげるツボ
ここで紹介するツボは痺れを治すものではなく、和らげるツボとして使われています。
曲池-きょくち
肘の表と裏の境目にある関節の外側部分に、指先を当てて強めに刺激してみましょう。
少府-しょうふ
手の平側の膨らんでいる部分、にぎりこぶしを作った時に小指の爪が当たる部分を刺激してみましょう。
大陵-だいりょう
手首を内側にし、関節部分の真ん中部分を親指で押してみましょう。
更年期傷害の為に手足のしびれの症状がありますが、あまり認知度が無い為に更年期障害の痺れと気が付かない場合もあるそうです。
ただ、更年期障害での痺れを見過ごしているうちに慢性化し、悪化する事もあるので、何らかの異常を感じた場合には、早めに医療機関で相談して頂く事をお勧めします。
手足のしびれは何科に受診すれば良い?
じわじわと手足がしびれ…徐々に強くなる。
① 神経からくる痛みや痺れは…整形外科、
② 精神的な所が原因の場合は…精神科、
③ 手足の痺れの為に頭痛や、麻痺が起きている場合は…脳神経外科が良いでしょう。
何処に行けば良いのか分からない場合には、取りあえず「かかりつけの病院の先生に」症状を話をして、診断して貰うのも良いと思います。
もし、必要とあれば、専門の病院や先生への紹介状も書いて頂けると思いますので、お願いするのも良いと思います。
日頃から掛かり付けの病院が無い方は、手足の痺れを感じた場合には「総合病院」に行かれるのも良いですね。
「総合病院の受付」で症状に応じた適切な科に誘導して戴けると思います。
また、直接総合病院に行くのではなく、事前に総合病院に電話で症状を話し、なに科で受診するのが良いのか確認するのも良いですね。
注意:急に手足の痺れや麻痺、ろれつが悪くなってしまった場合には、取りあえず救急車を呼んだ方が良いですね。脳梗塞の症状だった場合には、出来るだけ処置は速くする事が重要になります。
最後に
手足のしびれ、ピリピリする原因や病院は何科に受診すれば良いかについて紹介してきました。
手足のしびれは一時的ならまだしも何日も続くようであると心配になりますよね。緩和する方法を実践しつつ早いうちに病院で検査してもらうようにしましょう!