口の中が苦い原因はストレスや病気かも？何科で診断してもらえば良い？

口の中は何も食べていない時は味がしないのが通常なのですが

「常に口の中がなんだか苦く感じる」
「口の中は苦いしなんだか胃も痛く感じる」

こんな症状があるのであればもしかしたら病気になっている可能性もあります。
口の中が苦い原因や病気の場合何かで診断してもらえば良いかチェックしておきましょう。

口の中が苦い原因について

口の中が苦い原因というのは実は色々理由があったりします。
匂いならともかく苦いのはなぜだかわからないという事もあったりしますしね。

ひとつずつ原因について紹介していきます。

口の中が乾燥している

口の中は正常の状態であれば唾液で湿っているのですが、様々な原因が理由で口の中が乾燥する事があります。

ドライマウスといわれる症状で口の中が乾燥すると口の中が苦く感じたりネバネバしたりしています。
近年増加傾向で特に女性に多いとされています。

ドライマウスの原因については

といったような事で唾液が減少または蒸発してしまいます。

口の中が苦い原因の中でも口内の乾燥は特に多く、実に90％が口内乾燥が原因であるといわれています。

上記の事で思い当たるふしがある方もいるのではないでしょうか？

唾液の減少はウイルスの進入を防ぐ役割をもっています。
口呼吸の方は鼻呼吸のトレーニングをしたり食生活を見直すなど口の中の乾燥を改善していきましょう。

舌苔（ぜったい）がたまっている

舌をみると白や黄色っぽいのが付着している事がないでしょうか？
それを舌苔（ぜったい）といって食べカスや細菌などが溜まる事によって起こるものです。

といった病気に関する事や健康状態が悪化している事もあります。

舌苔を取り除いてもまた出来てしまう場合は胃の状態などを病院で見てもらっても良いかもしれません。

亜鉛不足

日本の食生活では不足しがちと言われている亜鉛。

亜鉛が不足してしまうと味覚障害が起きる事があります。
味覚は甘味、塩味、酸味、苦味、旨みを感じとります。

それが障害が起きる事によって味覚がマヒし、結果的に苦味を感じる事があります。

また風邪やインフルエンザ時にも亜鉛不足による口内の苦味を感じる事がありますので要注意。

胃液の逆流

逆流性食道炎や胃炎など胃の病気になっている際は口の中に苦味を感じる事があります。
どちらかというと胃酸による酸っぱさの方が強い事が多いのですが、胃が悪化する事で口内状況が悪化する事もあります。

口の中だけで苦味を感じるだけでなく胃の痛みを感じるのであれば一度病院に行って見てもらった方が良いでしょう。

虫歯や歯周病

虫歯や歯周病といった口内環境の悪化は口臭の原因となります。
口臭といった匂いに唾液が混じることで変な味がする事があります。

それが苦味となって感じる事もあります。
口内環境は出来る限り清潔にしておきたいところですね。

といったように口の中が苦いといっても色々原因があるんです。

口の中が苦いのはストレスである事も

あまり想像出来ないかもしれませんが、口の中が苦いのはストレスが原因である事も否定出来ません。

ポイント

上記でも説明した通りストレスが溜まってしまうと口の中が乾燥してドライマウスになったり舌苔がたまっていたりするんです。
何も食べてないのに口臭を感じたり苦味を感じる場合はストレスが溜まっている可能性があります。

ストレスは免疫力の低下による体調不良やホルモンバランスの異常も起こす事があるなど身体に様々な悪影響を及ぼしてしまします。
過度のストレスを溜めないよう発散する環境を整えるようにしましょう。

口の中が苦い場合は何科に受診すれば良い？

口の中が苦い原因について紹介しましたが、病気の場合は病院で診察してもらった方が良いでしょう。
とはいっても原因も様々なので症状に応じて受診する科も異なってきます。

といった感じです。口内乾燥が原因である事が多いので口腔内科または口腔外科が多いかと思います。
ただ口の中が苦いだけでなく他に痛む部分があれば痛む場所に関連する科を受診するようにしましょう。

まとめ

口の中が苦い原因や病院に行く際何科で受診すれば良いか紹介しました。

口の中が常に苦いというのは口内で異常が起きている事がほとんどです。
普段の私生活や食生活、またはどこか痛むとこがないか確認して、なかなか口の苦みが消えない場合は病院で診察してもらうようにしましょう。