溶連菌の発疹のかゆみはいつまで続く?

溶連菌 発疹 かゆみ

溶連菌の症状のひとつである赤い発疹。

首や胸、手首に出やすくかゆみを伴うのですが、場合によっては顔など全身に広がる事もあり
そんな状態になってしまうと凄い心配になってしまいますよね。

溶連菌の発疹のかゆみはいつからいつまでなのか。またうつる事もあるのか紹介していこうと思います。

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溶連菌の発疹のかゆみはいつからいつまで?

まず溶連菌の症状ですが、高熱やのどの痛み、嘔吐など風邪のような症状から
赤い発疹のかゆみやいちご舌といわれる舌にぶつぶつが出来る事もあります。

溶連菌の症状については別記事でまとめてあるのでそちらを参照してください。

関連記事溶連菌の症状や感染経路や予防法について

溶連菌の発疹は主に発症してから1日~2日で出てきます。
発疹の出方は様々なのですが、首や手首、足首などに広がり場合によっては全身に広がる事もあります。
(出ない事もある)

首や手首だけならともかく全身にまで広がると凄い不安になりますよね^ ^;

溶連菌の発疹のかゆみを止めるには

ではどうやって発疹のかゆみを止めるかというと溶連菌に有効な抗生物質をきちんと飲むこと。
要はまず溶連菌の症状が出たら病院に行きましょう。

病院

子供に多い病気なので子供が感染した場合は小児科。
大人であっても小児科に行っても問題ないですが、内科で診断してもらうのが良いでしょう。

医者から抗生物質をもらったら飲み続けましょう。
(菌が体内になくなるまでおおよそ10日間~2週間)

抗生物質を飲み続けて2日ほどで熱が下がり発疹や喉の痛みも1週間以内には治まってきます。
発疹がなくなるとその部分には皮膚が細かくむけてきます。皮がむけた後は跡が残る心配はありません。

注意 ただ、その時点ではまだ溶連菌が体内に残っている事があり飲むのを止めてしまうと再発する恐れがあります。
もらった薬は最後までしっかり飲むようにしましょう!

溶連菌の発疹がうつる可能性は?

溶連菌感染症に感染してしまった方にとっては申し訳ないのですが、
溶連菌の発疹がうつるのかどうか正直心配になってしまうという方もやはり多いようです。

結論から言うと溶連菌の発疹がうつるというより溶連菌そのものがうつる事により発疹が出る可能性はあります。

溶連菌は主に咳やくしゃみなどの飛沫感染によって感染します。
インフルエンザなど感染症は飛沫感染や接触感染で移る事はよくあるのですが、

溶連菌に至っては初期症状が風邪の症状に似ておりまた場合によっては発症しても軽い症状で済む事があるんです。
ただその結果マスクをつけずに学校に登校する事もある為結果的に感染してしまう…

というパターンが非常に多いです。同様に家族内での感染も同様に起こりうります。
溶連菌感染症は5~15歳の子供に多い病気ですが、こういった状況で大人でも感染する事があります。

なので発疹そのものがうつる事はないのですが、新たな感染者を増やさないように
感染中は手洗い、うがい、そしてマスクをつけるようにしましょう!


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溶連菌の発疹の薬は内服薬を

発疹のかゆみを少しでも早く抑える為に塗り薬を使われる方もいるのですが、
溶連菌にはあまり効果がありません。

というのも塗り薬は炎症を抑える為にステロイド系が使われているものが多いのですが、
発疹は炎症ではなく溶連菌が原因で起こっている為内服薬でないと効果が出にくいんです。

(むしろステロイド系は効果を悪化させるという話ですが、過去に使った経験では塗り薬としての効果はありませんでしたが、
悪化するといった事はありませんでした)

なのでかゆみもひどい場合は医者に相談してかゆみに聞く内服薬を貰いましょう。
一般的な炎症に効く塗り薬に比べると即効性はありませんが、数時間後には効果が出てくるでしょう。

爪をなるべく短くきっておこう。

爪

もしかゆみが生じる場合は爪を短く切っておきましょう。
理由はもちろん爪で皮膚を傷めて悪化させないようにする為です。

発疹のかゆみの部分を書いてはだめという事は子供でもなんとなくわかっているものかと思います。

それでも無意識でかいてしまうものなんです。特にかゆみがひどい場合はかいてはダメと思ってしまうほど爪で掻きたくなるものです。

なのでかいても皮膚をなるべく傷めないように爪を短く切っておきましょう。

まとめ


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溶連菌の発疹のかゆみはいつからいつまでか。
また発疹のかゆみがうつるかどうかについて紹介してきました。

溶連菌の症状は風邪の症状だったり発疹で身体がかゆくなったりとなかなか辛い症状ではあります。
ただ医者に診察してもらい抗生物質をしっかり飲み続けばかゆみも次第に治まります。

なので少しでも症状が出た場合は早いうちに病院に行くようにしましょう!

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