ビジネスにおいて使われる事のあるトライ&エラー。
普段使う機会のない方も聞いた事のある方も多いのではないでしょうか?
トライ&エラーの意味について
では早速トライ&エラーの意味について確認していきましょう。
トライ&エラーは簡単に言えば「試行錯誤」
物事というのは初めからうまくいくものではありません。
初めは失敗を繰り返しても何度も挑戦しましょうねって事ですね。
似たような言葉を使うのであれば”失敗は成功のもと!”
といった所でしょうか。
でも例え失敗したとしてもその経験が次に繋がるので結果として出来るようになっていくんです。
そうやって失敗しては改善して失敗しては改善してを繰り返して行う事をトライ&エラーと言います。
結果として成功に近づいていくんですよね。
改善する姿勢を持つ
といった感じがトライ&エラーなのですが注意点としては改善する姿勢を持つという事。
改善する心構えがなければなかなか成長に繋がる事がなく試行錯誤しているわけとはいえませんよね。
改善する姿勢がなければ当たって砕けろ。「Go for broke」の方が近いかもしれません。
とにかく何度も試行錯誤を繰り返す事がトライ&エラーだという事を覚えておきましょう。
トライ&エラー。実は和製英語
といったようにトライ&エラーの意味について紹介してきましたが、実は和製英語なんですよね。
英語では「trial and error (トライアル・アンド・エラー)」
・trialは日本語で「実験、ためし、試験的」
・errorは間違い、誤り
といった意味があります。
まぁ大元の意味は間違ってないのですが、日本ではトライアルの部分が省略されて「トライ&エラー」
となったわけです。日本で使う分には何も問題はないのですが、海外では通じない事を頭の片隅にでも覚えておきましょう。
トライ&エラーの使い方について
トライ&エラーは試行錯誤。という事で使い方としては成功するまでの過程の言葉として使われる傾向が多いですね。
例えば
- 成功への第一歩として「トライ&エラー」を重ねていく事なんだ。
- 初めはうまくいかなかったが、上司にご指導いただきつつ「トライ&エラー」をした結果一人前となった。
- 料理が苦手だったけどレシピを見つつトライ&エラーしていったら少しずつレパートリーが増えていった。
- 多くの時間とトライ&エラーを重ねた結果実験がうまくいった。
- 人生はトライアル&エラーの繰り返しである。
といった感じでしょうか。
改善する姿勢を持ちつつ何度も繰り返す事の大事さを説く際に使ってみてはいかがでしょうか?
トライ&エラーの英語での例文
ちなみに英語ではどういった感じで使われるかというと特に多いのが
・We can take a trial-and-error approach.
→試行錯誤をしつつ行っていきましょう。
・We learn by trial and error.
→失敗は成功のもと。
・improved through trial and error
→試行錯誤しながら改善していく
といったようなものがありますね。他にもたくさんあります。
例文をもっと知りたい方は英辞郎でたくさん紹介されているので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
最後に
トライ&エラーの意味や使い方について紹介してきました。
いかがだったでしょうか。なんとなく意味は知っていても改善する姿勢を持つという点についてはご存知ではなかった方もいるかと思います。
何事もトライ&エラーをしていき改善していきましょう。