料理で非常に使う事の多いじゃがいも。
利用する事が多いゆえに安い時にたくさん買って置いておくって方もいるはず。
でも置いていてふと見るとなんとじゃがいもに芽が!
芽が出てしまったじゃがいもってまだ食べられるのか。また芽を取るさいにどこまで取れば良いか気になりますよね。
という事でじゃがいもに芽が出たものは食べられるのか?またどこまで取れば良いか確認していきましょう。
芽が出たじゃがいもは食べられる?
まず芽が出たじゃがいもは食べられるのかどうかについて確認していきましょう。
ずっと放置していたら目が出ててまだ食べられるか不安に感じますしね 汗
じゃがいもの芽というのはこれ。ずっと放置しているとさらに伸びていき見た目的に少しうわぁ…といったような状態になります。
これ本当に食べて良いの。とお思いですが、結論から言うと
芽が出たじゃがいもを食べても問題ありません、がしっかり取り除くものを取り除いてから調理する必要がある。
です。大まかな流れを説明すると
② 芽のあった部分を大きく取り除く事
③ 緑変した部分があれば深めに皮を除く事
④ じゃがいもの皮をむく事
といった4つの準備をする必要があります。とはいえじゃがいもの皮は基本むく事が多いので3つですかね。
芽が出るまで置いておくと保存状態によっては緑変している箇所もあるのでその場合は深めに皮をむいて取り除いておきましょう。
じゃがいもの芽はしっかり取り除く事
手順の①に芽をくりぬくと記載しましたが、これは絶対にめんどくさがらず取り除くようにしましょう。
というのもじゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンという天然毒素があるんですよね。なのでそのまま取り除かず摂取すると、めまいや吐き気、下痢といった食中毒を起こす可能性があるんです。
実際に学校の調理実習において食中毒が発生した例もありますし、割と毒素を持っているんですよね。
昔から言われている話ではありますが、じゃがいもの芽はしっかり取り除くようにしましょう。
もし食べてしまったら
もし食べてしまっても少量であれば特に異変もなく消化されて終わりである事が多いです。
それでも症状が治まらないようであれば一般外科、消化器外科に行くようにしましょう。
まぁとにかく言える事は決して食べないように!ですね!
じゃがいもの芽の取り方について
ではじゃがいもの芽の取り方について説明していきます。
…と説明だけではわかりにくいと思いますので参考となる動画を紹介させていただき、それを見ながら確認していきましょう。
簡易的に説明をさせていただくと
② じゃがいもの芽に包丁の根元をさす
③ 円を描くようにじゃがいも(または包丁)を動かしていく
(やりやすい方でOKです。)
手順としては三つの手順ですね。ポイントとしては取る際に気持ち余分に取るつもりで取ると芽をしっかり取れる事が多いです。
またうまく取り除けなった場合はもう一度同じ手順で取るようにしましょう。
で、しっかり皮をむいたらじゃがいもの皮をむいてOK。
じゃがいもは皮に切れ目を入れて茹でると簡単に取り除く事が出来ます。
普段からじゃがいもの皮を取り除く事がめんどうと感じている方は一度お試しあれ♪
じゃがいもの保存期間について
最後にじゃがいもの保存期間について確認しておきましょう。
じゃがいもって割と長持ちして結果として芽を出してしまう…汗
って方もいると思うのですが、実は時期によって保存期間って割と短かったりするんです。
常温で保存する事が多いと思うのですが、常温保存した場合
- 夏だと2か月
- 冬だと2~3か月
(住まわれている環境によって保存期間は多少前後します)
といったように夏場だと湿気の多い時期も多い上に高温なので冬に比べて傷みやすいですね。
なので保存期間についてよく注意した方が良いでしょう。
じゃがいもの最適温度は5~15度と言われています(逆にそれ以上低いとデンプンが糖分へと変わり保存が利かない)なので
①もし土がついた状態ならしっかりと払っておく事
②湿気対策で数個程度にまとめて新聞紙で包む
③冷暗所で保存をしておく(特に夏場)
といったように保存をするのにもちょっとした手間で持ちが良くなるので行っていきましょうね。
まとめ
- じゃがいもに芽が出ても食べられる
- ただし食べる際には芽を取るなど準備が必要
- 芽は包丁の根元をさし円を描くように取る事
といったように芽が出たじゃがいもが食べられるかどうかについて紹介してきました。
出来る事であれば芽が出る前に食べきってしまいたい所ですよね。ただ芽が出てしまっても食べられるので
しっかり手順を踏んだ上で料理に使うようにしましょうね!