家族で「芋ほり」に行き、自分達で掘った「さつまいも」を頂いて来ました。
子供もとても喜んで、食べるのを楽しみにしていたのですが、当日は疲れてしまい取りあえず、たわしでゴシゴシ…、土を取り綺麗にして、ビニールの袋に入れて流し台の下にしまっていました。
ところが、暫く経って料理しようと取り出して見たのですが、なんだか見た目の色が汚くなっていた…、そんな事を経験されて方も、きっとおられますよね。
お店で売られている「さつまいも」は一年中売られているのに…!?
そうなんです、「さつまいも」は保存方法がかなり難しく、特に「洗ったさつまいも」は傷みやすいのです。という事で「さつまいもの長期保存方法」について調べて見る事にしましょう。
切る前のさつまいもの保存の仕方と期間は?
「さつまいも堀」と言うと、大体がお天気の良い日に実施されますよね。
折角お天気の良い日に、掘り上げたお芋は保存して食べたい時に美味しく戴きたいですね。
さつまいもの一般的な保存方法についてですが、
*傷がついてしまっているさつま芋は、傷むのが早いので出来るだけ早く食べちゃいましょう。
② 選別して、傷のない「さつまいもを泥つき」の状態で、陽の当たらない場所で3~5日位乾かします。
③ さつま芋に付いている泥が乾いたら、手で優しく土をはらい落とし、1ケずつ丁寧に新聞紙で包んであげます。
④ 段ボールか、発泡スチロールの箱に穴をあけて、風通しを良くし、中に芋を入れ、更に風通しの良い、涼しい場所で保存しましょう。
といった感じになります。
*この方法で保存すると、大体2週間位経った頃には、とても美味しくなっていますし、保存している場所の環境が適していると、3ケ月位は保存する事が出来ます。
さつまいもをたくさん手に入れた際は実践してみてくださいね!
切った後の保存法。切る前より期間が短いので注意!
「さつまいも」を切って保存すると言うのは、かなり難しいと思います。
そもそも、「さつまいも」を保存する時の温度は「13~16℃」くらいが丁度いいのですから、冷蔵庫に入れた場合には「低温障害」になってしまいますから、常温保存が良いと言う事になりますね。
「さつま芋」は水気が嫌いと言われていて、湿気は苦手です。
洗って、切ってしまったら、切り口を綺麗にし、水分を拭き取り、空気が触れないように、切り口にラップをして、全体を新聞紙に包んで、風通しが良くて涼しい場所で保存しましょう。
もしくは、ありがたく早めに食べちゃう方法もあります(^^)v
「さつま芋の切り口」は、とても酸化が早く傷みやすいので、早く食べた方が良いですね。
どうしても、半分しか使わないので、切りたい時は洗わずに、使いたい量だけ洗いうように(切ってから洗う)して、保存する部分は洗わない場合であれば、1週間位はもちますよ。
又は、切ったさつま芋をタッパーに水を入れて、芋が完全に水に浸るようにして冷蔵庫で保存するのも、1~2日位は大丈夫です。
注:ただし、水は毎日替える事が必要です。
どうしても、長く保存したい時には火を通したものを、冷凍保存する方法も有りです。
冷凍保存をするとより長持ち!保存法も確認。
とはいっても「さつま芋を生の状態で冷凍」した場合には、信じられない位の不味さになります。
「さつま芋を冷凍保存」したい場合には、「焼き芋」や「蒸したり」、して加熱済の物をフリーザーバッグに入れ、空気を十分に抜き、冷凍保存しましょう。
「さつま芋」を冷凍にした場合に美味しく戴ける期限は、大体1ケ月位ですね。
その他に、さいの目に切ったり、つぶした物をフリーザーバッグに平たく伸ばして入れ、冷凍保存して置くと便利ですね。
自分に合った状態で作り置きすると、直ぐに使えてとても便利ですね。冷凍したさつま芋をみそ汁などに使う時には、前もって解凍しないで凍ったまま入れて使えます。
もし、解凍して料理に使いたい時には、自然解凍するか、電子レンジで解凍すると良いと思います。
初めの内は常温保存していても、使い切らない事が分かった時点に、火を通して冷凍保存をするのも良いでしょう。
さつまいもが腐ったかどうかの見分け方をチェック
*「さつま芋が腐って」しまった時は、どんな状態になるのでしょう。
「変な臭い」、
「黒っぽくて髭の様な、カビが生えている時も」
「芋本体も黒くなっている部分がある」
「なんだか気持ち悪い粘りが…」
「硬い筈の芋の触感がブヨブヨと柔らかい…」
等など…。
この様になってしまった「さつま芋」は残念ですが、食べる事は諦めた方が良いですね。
見た目でおかしいと感じた時に食べる人は居ないと思いますが、酸っぱい味がしますよ。
とは、言っても全て捨ててしまうのは残念なので、切って見て色が変わっていない部分は食べられますよ!
このような状態になりかけているものは部分的にカットしたりしたりなど、食べれる部分は早いうちに食べてしまいましょう。
最後に
さつまいもの保存方法や保存期間について紹介してきました。
秋から冬にかけてさつまいもを食べる機会って多くなると思います。だからこそ保存方法についてしっかり抑えておきたい所ですね。
保存をしっかりしておいしくさつまいもをいただきましょう!