自転車の傘スタンドは法律で違反？さすべえは問題ない？

自転車に乗る際、雨の日のために傘スタンド、有名所だと「さすべえ」などがありますね。

しかし、これらの使用が法律に違反するかどうかについては聞いた事もあるのではないでしょうか？普通に販売しているけど実際の所どうなのかは気になる方もいるでしょう。

という事で自転車の傘スタンドとさすべえの使用に関する法律的な側面について調べてみました。自治体による規制の違いや安全に使用するためのポイントなどについても確認していきましょう。

自転車の傘スタンド（さすべぇ）は法律で違反なのか

自転車の傘立てでで有名な商品といえばさすべえですよね。

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雨の日に利用している方も多いでしょう。

実際の所さすべぇが違反かどうか警察署のサイトなど色々調べて見たのですが、結論からいうと傘スタンドそのものが0.3ｍの長さを超えるものでなければ違反となりません。ただし、傘スタンドにつける傘が高い場合違反になります。

また自転車の傘スタンドは、一部の地域で法律に違反する可能性があります。傘スタンドの使用が法律でどのように規定されているのかを理解することが重要です。

傘にも積載物大きさに制限があり、

この２点に気をつける必要があります。

都道府県による規制の違いがある事も

ここで抑えておきたい点として傘スタンドを利用しても規制に近い表現をしている自治体もあります。例えば三重県では

第十六条　法第七十一条第六号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次の各号に掲げるものとする。

一　かさをさして（車体に固定した場合を含む。）、自動二輪車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。

三重県道路交通法施行細則より　

といったように違反ではないが、規制に近い場合があるんですよね。他に青森県や静岡県などがそうです。

ただ、「道路交通法に適用するのですか？」といえば疑問であり（傘スタンドについての記載はない）違法かといえば微妙な所です。

全国的には認められているので問題になる事は少ないとは思いますが、取り付ける際はしっかり取付を行い運転が不安定にならないように気を付けましょう。

傘スタンドを使用している際は特に運転マナーに気をつけよう。

という事で傘スタンドを使う際は他の人に迷惑をかけるような場所では控えて欲しいとの事でしたが、
一番重要なのはやはり運転マナーに気をつける事です。

道路交通法改正によって自転車の危険行為などがしっかり報道されたり警察の方がしっかり指導する事が多くなり数は減りました。しかし、それでも

・歩道で歩行者が近くにいるにも関わらず早いスピードでかけぬける。
・当たり前のように信号無視をしている

などマナー違反をしている人を今でも見かけます。雨の中傘を固定させた状態でのこのような運転は危険極まりないです。

なので晴れた日の運転は当然として雨の日の運転の際は特に気をつけて運転しましょう。

安全運転義務との関連性

さすべえを使用する際には、安全運転義務を守ることが最も重要です。安全運転義務とは、他の道路利用者や歩行者に対して危険を及ぼさないように運転する責任を意味します。

傘が視界を遮ったり、強風に煽られる場合は、全運転義務を果たしているとは言えません。そのため、状況に応じてさすべえの使用を控えることが求められます。

極端な事を言えば台風の時などがこの条件にあてはまります。まぁ台風の時点で自転車の運転は控えるべきではありますが、

突風などで傘がゆれて不安定でまともに走れない場合などは使用しないようにしましょう。

最後に

自転車の傘スタンドは法律で違反かどうか紹介してきました。

傘スタンドを使用する際も傘の高さなどに注意すれば違反ではありません。
ただし、強風や人ごみが多い場所などは危険な時があり控えるようにとの注意喚起があります。

使用する際は運転マナーや使用場所に特に気をつけて使用するようにしましょう。