自動車運転中に事故や交通違反をしてしまった際には大小あれ免許証に点数が付くことになります。
特に初めて違反をしてしまった際は免許の持ち点ってとても気になりますよね。
免許の持ち点の確認方法はどうすれば良いのか。また持ち点がリセットされるタイミングについて確認しておきましょう。
目次
免許証の点数について
まず免許の点数とは何か。について確認していきましょう。
「スピード違反で点数が〇点引かれてしまった」
「駐禁切られて〇点引かれた」
といった話はよくありますよね。
と考えている方も結構いるのですが、実際は加点方式。
「点数計算は、減点方式ではなく、累積方式をとっています。」
と警視庁のHPにも記載がある通り0点からスタートで違反行為の種別によって点数が累計されていきます。
違反行為と減点について全部記載すると長くなってしまうので警視庁の点数一覧表を記載しておきます。
もし交通違反を犯してしまった場合はこのタイミングで事故と点数について確認しておきましょう。
また酒気帯びをしてしまった場合の重大さについてよくわかるかと思います。またこれに加えて
- 交通事故を起こし救護措置を怠った場合、いわゆるひき逃げの場合は+35点
- 物件事故を起こし措置を怠った場合、いわゆるあて逃げの場合は+5点
されます。絶対に行わないようにしましょう。
免許停止及び免許取り消しについて
交通違反を犯してしまった場合一番気になるのは免許停止となりますが、、免許停止の累計点数については実は細かいです。表にするとこんな感じ
前歴/免許停止期間 | 30日 | 60日 | 90日 | 120日 | 150日 | 180日 |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | 6~8点 | 9~11点 | 12~14点 | 15点以降は1年以上かつ免許取り消し | ||
1回 | 4~5点 | 6~7点 | 8~9点 | 10点以降は1年以上かつ免許取り消し | ||
2回 | 2点 | 3点 | 4点 | 5点以降は1年以上かつ免許取り消し | ||
3回 | 2点 | 3点 | 4点以降は1年以上かつ免許取り消し | |||
4回 | 2点 | 3点。4点以降は1年以上かつ免許取り消し |
よく6点以上になると免許停止になると話がありますが、それは前歴がない場合の話。
そしてまた違反行為をした場合免停になる点数が異なるんですね。1回の場合は4点以上で免停になりますので注意が必要です。
前歴については1年間の無事故違反でリセットされます。前歴がついてしまった方は特に気を付けて運転を心がけるようにしましょう。
免許の持ち点の確認方法について
何度か交通違反を起こしてしまって現在の持ち点が気になるという方もいるかと思います。
その場合は累積点数等証明書を発行してもらいましょう。
累積点数等証明書の受け取り方までの流れ
①累積点数等証明書の申し込み用紙は警察署、交番、自動車安全運転センターにて発行してもらえます。
・警察署や交番にて申し込み用紙をもらった場合はうちょ銀行・郵便局から郵送。
・自動車安全運転センターに行った際は記載してそのまま提出しましょう。
証明書の手数料は630円。郵送した場合はそれに加えて郵送料がかかるといった感じですね。
証明書はすぐに交付されるわけではありません。1~2週間後免許証の住所に郵送で送られるので確認しましょう。
といった方法が免許の持ち点の確認方法となります。すぐには交付されないのと免許証の住所に郵送される点については気を付けるようにしましょうね。
持ち点がリセットされるタイミングについて
では最後に持ち点がリセットされるタイミングについて確認しましょう。
無事故無違反を1年以上キープ
まずは交通違反をしてしまってから無事故無違反を1年以上行わなければ点数はリセットされて0点になります。
逆をいえばその間にまた交通違反をしてしまった場合はそこから1年間無事故無違反に徹する必要があります。
点数については過去3年間の合計点数で処分が下されます。つまり前歴なしでもリセットされないまま3年間で6点以上になれば免許停止となってしまいます。
一度交通違反をしてしまった場合は特に気を付けて1年間無事故無違反をしないように徹底しましょう。
免許停止の期間経過後
点数を超えて免許停止となり規定の停止期間を経ると点数が0点にリセットされます。
…が上記でも説明した通り1度免許停止になった場合は前歴もつく事になります。前歴がつけば免許停止になる点数も厳しくなりますので特に注意が必要です。
細かく言えば他にもありますが、主な条件は2つです。
持ち点がリセットされるように運転には気を付けましょうね。
最後に
免許の持ち点の確認方法とリセットのタイミングについて紹介してきました。
一度交通違反をしてしまうとどうしても点数について気になってしまいますよね。仕事で車が必要な場合免許停止になってしまったら重大な影響がかかります。
そうならない為にも安全運転を心がけるようにしましょうね!