近年次世代電子タバコとして普及している「電子タバコ」
「アイコス(IQOS)」「glo(グロー)」「プルーム・テック」など電子タバコが続々と出てきて売り切れになるほどの人気になっていますね。
その電子タバコにも増税を検討しているだとか。タバコは本当に増税の対象になりやすいですね 汗
という事で加熱式タバコの増税についてチェックしていきましょう。
目次
加熱式タバコの増税が検討される理由について
そもそも加熱式タバコの増税が話されたのは2018年度税制改正で従来のたばこ税を増税する方針によるものです。
自民党税制調査会で2018年の税制改正による非公式幹部会合をたばこ税を増税する方針で一致したそうです。
タバコは何かと増税の対象になりやすいんですよね。過去のたばこ税の増税についてですが2000年以降でも
2003年、2006年、2010年と増税の対象となっています。特に2010年に関しては100円以上の増税で話題になりましたね。
健康を理由に増税をしやすい。
増税には国民が不満を抱える事になります。
なので当然ながら増税する際にはなにかしらの理由が必要となります。ではたばこを増税する事で
- 喫煙を抑止する事で健康な身体になれる
- 禁煙をする事でがんのリスクが低下する
といった感じで健康を盾に増税を行いやすいのです。その結果たばこによる増税は他のものに比べて頻繁に行われるのです。
言うまでもないですが、一番の理由は「国の税収対策」とされています。増税を理由に禁煙される方もいますが、愛煙家も多いですからね。
増税する事による増収が見込めるわけです。
加熱式タバコが増税する検討になった理由
で、本題になりますが加熱式タバコが増税する方向になった理由ですが当然ですが「税収対策」です。
テレビで紹介されたのをきっかけにコンビニでも販売されており売切になるほどの人気です。
それぐらい利用者が急増しているんですよね。
そこに目をつけた与党が増収対策に加熱式タバコにも増税を検討したわけです。
加熱式は税法上「パイプたばこ」に分類されているのですが、使用される葉タバコ1グラムにつき紙巻きたばこの税率1本当たり12.2円に換算れています。
で、この葉タバコ1グラムにつきというグラム換算なので実は課税額によって大きく異なり
紙巻きタバコ1本に付き約280円に対し
- アイコス 約230円
- グロー 約150円
- ブルームテック 約70円
と実は課税額が大きく異なるのです。(1箱あたりの販売価格はそれほど変わりませんが)
結果平成29年のたばこ税の税収が前年より500億円以上も減少する見通しになっているんです。
それぐらい現在は加熱タバコを切り替えている方が多いんです。(もちろん電子タバコと言われる水蒸気タバコや禁煙された方も含む)
その状況を危惧したかどうか課税額の不平等感の緩和を目指すという名目で増税を検討している…という事です。
確かに、確かにですよ。タバコは健康に悪いというのは間違いないです。
加熱式タバコで従来のタバコに比べ有害物質をカットするとはいえニコチンを含んでいるので良いとは決して言えません。
ただ集中砲火で増税するというのはどうも納得出来ないんですよね。
取れる所から巻き上げる…ってのは目に余るんです。
周りに迷惑をかけず、有害物質を抑えて吸うことができる加熱式タバコとして企業努力して作った商品をそっちにみんな移行したから今度は加熱式タバコに増税かけよう。
ってのが残念でならないです。
私はタバコを吸わないので、出来るのであればタバコを回りで吸ってもらいたくないとは思っています。
が、加熱式タバコまで増税する発表があった時は思う所があって記事にしました。
加熱式タバコの増税はいくら?
加熱式タバコの増税は2017年現在では検討中で決定ではありません。
なのでいくら決定した場合いくら増税するかは現状決まっておりません。
ただ、増税になった場合は従来のタバコと同様の増税額になるのではという噂ですね。
これについては決まり次第記事を更新したいと思います。
加熱式タバコの増税はいつから?
加熱式タバコの増税についてもまだ正式に決定したわけではありません。
ただ早い場合は2020年に増税対象となるでしょう。
現在は議論対象ではあるのですが、今後も加熱式タバコに移行する人は多いかと思います。
なので2020年ではなくても加熱式タバコに増税になるのはそこまで遠い話ではないかと予想しています。
まとめ
加熱式タバコの増税はいくらなのか、またいつから始まるのかについて紹介してきました。
現状では実際に加熱式タバコが増税されるかどうかについては不明です。
とはいえ、現在の移行率から考えると加熱式タバコにも増税されるのは時間の問題ではないかな?と感じています。
また新しい情報が入り次第記事を更新したいと思います。