土用の丑の日といえば夏!
という事はご存知の方も多いと思うのですが、実は冬にもあるってご存知でした?
最近ではコンビニでも恵方巻きと一緒にうなぎの予約をしていたりして
「丑の日って冬じゃなかったっけ?」
と疑問に思われている方もいるのではないかと思います。
という事で今回は冬の土用の丑の日について紹介していこうと思います。
土用の丑の日について
そもそも丑の日とは何?
という事で簡単に説明しておくと
土用とはざっくり言えば「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の18日間を言います。
でもって丑の日は十二支の丑。つまり12日周期で訪れるわけですね。
つまり土用の丑の日は年4回ある土用の期間の丑の日を指し示しているわけです。夏だけではなかったんですよね。
ちなみにその期間の間に丑の日が2回目が来た場合は二の丑なんていわれています。
冬の丑の日 2018年はいつ?
で、冬の丑の日はいつかというと1月21日(日)と2月2日(金)なります。
冬の土用の期間は1月17日~2月3日。その間に丑の日が来るのが2回来るんですよね。ちなみに2回目の丑の日を二の丑と呼ばれていたりします。
夏ほどではありませんが、おそらく年末あたりからコンビニやスーパーなどでは冬の丑の日という事でうなぎの予約などをしているのではないかと思います。
ご存知でない方もいるかと思いますが、うなぎの旬は実は冬。
冬を越すために脂肪を蓄えかつ新鮮なうなぎが手に入りますので身も柔らかくとてもおいしいんですよ!
おいしさというのは食べる環境によって異なりますが、うなぎそのもののおいしさを堪能するのであれば冬の土用の丑の日の機会に食べるのがオススメだったりしますよ!
冬の丑の日にうなぎって食べるの?
とはいえ冬の丑の日にうなぎを売り出しをし始めたのはここ数年までは少なくコンビニなどで売り始めたのも割と最近だった記憶があります。
そもそも土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は皆さんもご存知の「夏」
由来を軽く説明すると、旬でもない夏にうなぎが売れず困っていたうなぎ屋が平賀源内に相談した所
「今日はうなぎの日です!」
とバシっと張り紙を貼った所うなぎがばしばし売れたとか。その事をきっかけに夏の土用の丑の日にうなぎを食べる機会が出来たと言われています。
(非常にざっくりとした説明なのでもし由来をもっと詳しく知りたい方はwikiなどで確認しましょう 汗)
じゃあなぜ冬の丑の日にも売るようになったのか?これは簡単です。
「売れるからです」
単純かつシンプルですね 笑
節分の際に恵方巻きも販売されると思いますが、最近では恵方巻きの方が非常に人気でコンビニやスーパー、おすし屋さんなどでも販売されています。それも売れるからなんですよね。
その分丑の日という食べる機会があるとこの機会ぐらいは食べようか。って気分になるのです。
で、夏に非常に売れるので冬の丑の日にも販売するようになったというわけですね。
最近では夏の恵方巻きというのもあるぐらいですし、やはり人気の食べ物は時期が違っても売れるものなんですよね。
うなぎは栄養豊富でかつ冬は旬
とはいえさきほども紹介しましたが、うなぎの旬は冬。
脂がのっていて非常においしい時期なんですよね。なので個人的に夏バテ防止の為のうなぎも良いのですが、旬に食べる冬がとても好きです。
またみなさんもご存知の通りうなぎというのは栄養豊富でビタミン群(A、B1、B2、D、E)DHA、EPA
といった栄養が含まれています。
- ビタミンA…目の働きの効果を高める
- ビタミンB…B1は疲労回復効果、B2は髪や皮膚を健康に保つ
- ビタミンD…骨を維持するのに大切な要素。うなぎにはカルシウムも豊富に含まれているので相性抜群
- ビタミンE…抗菌化作用で老化防止や若さを保つ。
- DHA…記憶力や視力の回復
- EPA…コレステロールや中性脂肪を減らす働き
といった効果があります。疲労回復効果が有名ですが、それ以外にも健康を保つ効果が期待出来るわけです。
栄養も豊富でかつおいしい。そして旬!
という事で普段うなぎを食べない方に冬のうなぎはオススメだったりしますよ^ ^
最後に
2018年の冬の土用の丑の日はいつか。そして土用の丑の日の事などについて紹介してきました。
恵方巻きも少し触れましたが、最近は売れるのであれば伝統的に食べる時期以外でも売り出す傾向がありますね 汗
とはいうもののこの機会でなければ食べる機会もそうそうないですし、旬でおいしいのでお財布と相談して冬にうなぎを食べてみてはいかがでしょうか。