初めての子育て、どうしたらいいの?どういうことなの?とたくさんの不安がつきものですよね。
新米ママさんと話をしていると、今日はどうして泣き止んでくれないの?何がいけないの?なにがあったの?という声をよく耳にします。
今回は、赤ちゃんが泣き止まない原因などについて詳しくお話ししていこうと思います。
目次
赤ちゃんが泣き止まない主な原因は?
火が付いたように泣き止まない赤ちゃん。抱っこしても、あやしても泣き止んでくれないことってありますよね。
もちろん、色々な原因がありますので一概には言えませんが、よくある理由をいくつか紹介したいと思います。
大前提として、赤ちゃんは大人のように言葉で自分の意思を伝えることができません。ですので、泣くという手段で意思を伝えようとするのです。
よく泣く子、というのはきちんと自分の意思を表現できる子だ、と思えば泣き続ける赤ちゃんにイライラしたり不安になることも減るのではないでしょうか。
赤ちゃんが伝えたい意思。それは案外シンプルだったりします。
・眠い おなかすいた 不快
この3つが原因のことが多いといわれています。
ひとつずつ詳しく紹介していきましょう。
眠い
赤ちゃんの性格によっては音に敏感であったり、光や気配に敏感で眠いのに眠れない子もいます。
そういう子は、眠れない事にイライラして泣きじゃくることもあります。
また、敏感な子というのは少しの刺激で眠れなくなるので抱っこをされていること自体が刺激になって眠れなくなってしまうこともあります。
そういうタイプではない子でも入眠時泣いて困る、ということもあると思います。皆さんも経験があると思いますが、眠りに入る瞬間、ふわっと落ちるような感覚になったことはありませんか?
大人と同じように赤ちゃんにもそれがあるのではないかと言われています。それが怖くて泣きだしてしまうことがあるようです。
おなかすいた
赤ちゃんは日々成長しています。昨日できなかった動きが今日できるように、なんてことの連続ですよね。もちろん体も毎日大きくなっています。
運動量が増え、体も大きくなって、段々と満足するミルクや母乳量が増えていきます。
ですので、今の量ではおなかが空いて泣いている、ということもあるのです。ちょっと飲ませてみて泣き止むようでしたらきっとおなかが空いていたのだとおもいますよ。
不快
赤ちゃんはおむつの汚れに敏感です。うんちをしていたら、多くの大人はすぐにおむつを替えてあげると思います。
しかし、昨今のおむつはとっても良くできていて、おしっこなら何回かしてから交換でも大丈夫になっていますよね。
おむつの機能としては大丈夫かもしれませんが、たっぷり水分を含んだおむつは重く、濡れてはいなくてもとても不快なものです。
こまめにおむつを替えてあげると、気持ちよく生活できて泣くことも減るかもしれません。
もう一つ、体が感じる不快で意外と盲点なのが、服のタグ。
赤ちゃんのやわらかい肌に触れるものなので、柔らかい素材で出来ているタグも多いのですが、それでも縫い付けてある部分が肌に当たって不快に思う子どもも少なくありません。
取ってあげたり、タグのないものや柔らかいものを探してみるのもいいかもしれませんね。
赤ちゃんが泣き止まない時の対処法について
いろいろやっても、それでも泣き止まない時があると思います。
そんなときのお助け裏技をお教えします。ぜひ試してみてくださいね。
ビニール袋ぐしゃぐしゃ音
赤ちゃんに意外にも人気なのがこの音。
どうやら、おなかの中で聞こえる音に似ているのだとか。身近なものなので試してみる価値はありそうです。
少し放置する
赤ちゃんは人の感情に敏感です。抱いている相手がイライラしていたり、焦ったり、不安になっているとそれが伝わってしまいます。
ずっと泣いていて、大人側に余裕がなくなってしまったときは一度赤ちゃんを降ろして、少しお茶でも飲んで気持ちをリフレッシュしてみてはいかがでしょう。
お互いに少し落ち着いて、泣き止むことが多いですよ。
それでも泣き止まない場合、病気の可能性も
何をしても泣き止まない!もう本格的に困った!というときは赤ちゃんの体に異変が起きている可能性があります。
まずは、体をチェックしてみましょう。見すごしているケガがあるかもしれません。
- 腕や足を少し上げたり曲げたりしてみてください。または、本来なら気持ちいいと感じる程度の力で手で身体を圧迫してみてください。泣く声が大きくなったらそこが痛くて泣いている可能性があります。
- 体を触っても特に様子が変わらないようであれば次に赤ちゃんの手が耳を触っているかどうか見てください。
- 耳を触りながら泣いている場合、中耳炎等の病気で耳が痛くて泣いている可能性があります。特に鼻詰まりが続いていると、中耳炎になりやすいそうなので、気を付けて様子を見てみてくださいね。
そのほか、病気に関して外からはわからないことも沢山あります。
普段とあまりに様子が違うようでいたら早めの小児科受診をおすすめします。
最後に
赤ちゃんが泣き止まない原因について紹介しました。
いかがだったでしょうか。知っている事もあればこんな原因もあるんだ。と知らない事もあったかと思います。
赤ちゃんの様子を見つつ泣いている原因をみつけ快適な状況にしてあげましょう。