人から貧乏ゆすりを指摘されたことはありませんか?
あまり行儀のいい行為ではないので、してしまったと気が付いたときに恥ずかしく思うこともあるのではないでしょうか。または人に指摘されて、どうしたらよいか分からなくて悩んでいる人もいるのではないかと思います。
そこで今回は貧乏ゆすりについて詳しく調べてみました。
目次
貧乏ゆすりってそもそも何?
貧乏ゆすりとは座っている時などに足(主に膝)を揺らしてしまう行為のことを言います。また、多くの場合無意識に行われることが多いそうです。
無意識ということは自分が貧乏ゆすりをしていることになかなか気が付けないという特徴があります。
ほとんどの国で、行儀の悪い行為とされていますが、アメリカではあまり気にされる行為ではないようですよ。
とはいえ日本では、貧乏人が寒さに足を震わせる様子に似ているから、貧乏ゆすりという言葉になったという説もあるように、やはりあまりいいイメージはないようです。
例えば、話している相手の男性が貧乏ゆすりを始めたら
「イライラしているかな」とか
「私に興味がないのかな」
と思ってしまう女性が多いようです。
本人は無意識にしてしまっている行為で、相手に誤解されてしまうのはとてももったいないことですよね。出来る限り避けたい所です。
貧乏ゆすりをしてしまう原因や特徴について
では、なぜ人は無意識に貧乏ゆすりをしてしまうのでしょうか。
詳しい原因は完全に解明されていないとのことですが、いくつかの説があるので紹介します。
ストレスを抱えている
まず貧乏ゆすりでありがちなのがストレスを抱えている事が多いという事。
よく短気の方やせっかちの方が貧乏ゆすりをしがちという事がありますが、それは日頃からストレスを抱えている事が原因である事が多いからです。
その為の一種のストレス解消法として貧乏ゆすりをしてしまうというわけです。出来る限りストレスを溜めこまないようにしたいですね。
下半身の血の流れの不足
これは良い事でもあるのですが、下半身の血の流れを解消する為に貧乏ゆすりをする事があります。
下半身に血の流れが不足してしまうと
- 脚の疲労
- 足のむくみや冷え
といった症状が起こります。慢性的な運動不足や同じ姿勢を続けていると起こりやすいんです。
それを解消する為に貧乏ゆすりをしてしまう事があり癖になってしまうというわけです。
極度の不安の解消
特にプレッシャーのかかる場面で落ち着きを取り戻す際に貧乏ゆすりをしてしまう事があります。
これは原因については不明な部分も多いですが、プレッシャーに押しつぶされない為のひとつの動作として貧乏ゆすりが習慣化されてしまった可能性があります。
といったように貧乏ゆすりをしてしまう説は色々とあるんです。ストレスが引き金になっている事が多いですね。
そして貧乏ゆすりをする人は、このような原因で始まった貧乏ゆすりが癖になって無意識的にしまっている人といえるでしょう。
貧乏ゆすりを止める対策は?
それでは、どのような方法を用いれば貧乏ゆすりをやめることができるか確認していきましょう。
まずは気づく事から
先ほども書いたように癖になってしまった貧乏ゆすりは多くの場合、無意識で行われます。無意識で行っていることをやめることはとても大変です。
ですのでまずは自分が貧乏ゆすりをしていることに気が付くことが大切です。
親しい人が周りにいる環境ならば「貧乏ゆすりをやめたいから、もししていたら注意して」とお願いをするのがいいと思います。そのような状況にないようでしたら、座った状態で膝の上に紙やペンを置いてみるのもいいでしょう。
もし、貧乏ゆすりをしたら落ちてしまうのですぐに自分で気が付けます。
貧乏ゆすりをしない、という意識をもって過ごすだけで頻度はかなり減っていくと思います。
ストレスの解消や運動で血流を良くする
また、いままで貧乏ゆすりで解消していた下半身の血流の滞りや、何もできない状況へのストレスを他のことで解消することも大切です。
貧乏ゆすりをしてしまいそうになったら、1度は立って、座り姿勢を続けるのをやめるというのも効果的な方法です。
実は貧乏ゆすりは健康に良い!?
行儀が悪くあまりいいイメージのない貧乏ゆすりですが、実は悪いことだけではありません。
血流の滞りを解消することからむくみ防止や、エコノミークラス症候群等に効果的と言われています。
ですので、もし貧乏ゆすりをしてしまっても「またやってしまった」と落ち込んだりせず、むくみが解消された!くらいの気楽な気持ちを持って、またやめることに挑戦してみてはいかがでしょうか?
最後に
貧乏ゆすりをしてしまう原因や対処法について紹介していきました。
貧乏ゆすりをやめられない自分にストレスを感じてしまうと、それを解消するためにまた貧乏ゆすりをしてしまうという悪循環になってしまいます。
ついてしまった癖をやめるのは大変ですが、少しづつやる頻度を減らしていくことで貧乏ゆすりをやめることは可能です。まずは焦らずに、でも意識してみてはいかがでしょうか?