夏になるとエアコンをよく利用される方も多いかと思いますが、利用しているとなんだか頭痛が…って事ありませんか?
エアコンは夏にとって必需品とも言えますが、使い方によっては頭痛などを引き起こす事もあるんです。
エアコンで起こる頭痛の原因を追求し対処方法や予防対策について確認していおきましょう。
目次
エアコンが原因で頭痛になる原因って何?
冷房での頭痛の原因についてですが、冷たい風を長時間あたることでおこります。
冷風により交感神経が刺激され血管が収縮することにより脳への血流が悪くなり頭痛を引き起こしてしまうんですよね。
特に温度差が外との温度差が大きければ大きいほど症状が悪化します。夏のエアコンの設定温度が28度に推奨されていますよね?これは何も電気代だけが理由ではなかったりするんです。
冷風を常時浴びることで外との外気温が激しくなり体が耐え切れず結果として自律神経が乱れます。
その結果上手に汗がかけず調節機能が正常に働かず頭痛を引き起こしてしまう…というわけなんです。
頭痛だけでなく吐き気といった症状も
エアコンでおこる症状の悪化は何も頭痛だけではありません。
よくクーラー病なんて言われていますが、頭痛以外にも
- 腹痛
- 吐き気
- むくみ
- 食欲不振
- 肩こり
などといった症状が現れます。自律神経が乱れると体内で色んな以上を引き起こしてしまうんです。
7~9月の暑い時期はエアコンの設定温度を物凄く下げて部屋を快適にさせたい気持ちもわかるのですが、設定温度を27~28度にして外との温度差をできる限り少なくしましょう。
エアコンによる頭痛が痛い時の対処法について
ではエアコンによる頭痛が痛い時の対処法について確認しておきましょう。
お風呂で筋肉をほぐす。
対処法の一つとして冷房の部屋ではお尻や太ももが冷えます。その冷えが足元にまで広がり末端の冷え性となり結果として血液循環の悪化を招きます。
体全体に血液を循環させる大切な場所はふくらはぎの筋肉です。座っている場合にはその場で足踏みをするだけでも筋肉の固まりをほぐすことになります。
その結果血液の循環が良くなり頭痛も和らいでいきます。
1日の疲れをとるバスタイムはシャワー浴ではなくお風呂に浸かることで筋肉をほぐします。37度から38度の温めの温度で半身浴がお勧めです。
暖かいものを摂取する
暑いからと冷たいものの摂取ばかりではなく温かい飲み物を飲むことで体内を温めることも効果的です。1日の疲れや体の異変は溜め込まずその日のうちに解消することが大切です。
クーラーのきいている部屋では暖かいものを取りつつ1枚カーディガンを羽織ることやひざ掛けをかけることで体を冷えから守ります。
換気を行う
換気を行わないと空気が悪くなります。
1時間から1時間半間隔で窓を開け空気の入れ替えをするようにしましょう。
といった感じで頭痛が痛くなった際は実践してみましょう。
頭痛や吐き気になる前にあらかじめ予防しておこう
基本的にはエアコンによる頭痛は温度差が原因となります。なので部屋の温度と外気温の差を少なくするよう温度設定にも気をつけることです。
もし職場でクーラーが効きすぎているのであれば
- ひざかけをする
- カーディガンジャケットなどを羽織り上半身の体温を調整
- 腹巻をする
- 靴下を2重に履く
といった事をする事で温度差を調整する事が出来ます。
職場だと自分で温度調整をするのはなかなか出来ない事が多いので、自分の体温を調整出来るようにしましょう。
また先ほども紹介しましたが、冷たいものではなく暖かいものを飲むのも効果的です。
寒いと感じたら紅茶、烏龍茶、ココアや生姜茶など体温が温まるものを優先して飲むようにしましょう。
運動を取り入れる
これは日頃から取り入れたい所なのですが、運動を取り入れる事で筋肉量が多くなり、全身の循環が良くなります。
結果として頭痛などのクーラー病になりにくくなるんです。
ウォーキングやランニング、スイミングなどの有酸素運動を少しずつ取り入れていきましょう。
頭痛が酷い時は病院へ。病院は何科に行けば良い?
エアコンによる頭痛の原因は自律神経のバランスの乱れからおこります。あまりにも痛みが酷く続くときは医療機関を受診してください。
一般的には内科に行く事になりますが、もし近くにあれば頭痛外来に行くようにしましょう。
頭痛外来は頭痛に特化した医療機関で偏頭痛など頭痛に関連する色んな原因について調べてくれる機関なんです。
エアコンが原因かと思ったら実は違う事が原因だった…なんて事もあるんです。もし近くにあるのであれば頭痛外来に受診してみましょう。