セブン&アイ・ホールディングが11月1日から
「omni7」(オムニセブン)というオムニチャネル戦略として通販サイトを立ち上げるようですね。
色々調べて見ると通販サイトだけではない模様なのですが、通販サイトといえば楽天やアマゾンがシェア率が高いですよね。
そこに割って入れるのか?現時点でわかっているオムニセブンの事やメリットなどについて紹介したいと思います。
オムニセブンとは?
そもそもオムニセブンの”オムニ”って何ぞ?って方も多いかと思います。
私は経済の専門家というわけではないので詳しい事は説明出来ないのですが、
オムニとは「オムニチャネル戦力」の事を示しており
実店舗や通販サイトなどあらゆる場所から注文、購入が出来るという戦略です。
まぁ客として簡単にどういう事が出来るかというと
↓
オムニセブンで確認した所在庫があるので、適切のサイズの服を近くのセブンイレブンで引き取る事が出来ますよ!
↓
ネット上で支払った後コンビニで引き取り。
まぁこういう事が出来るのは「オムニチャネル戦略」の魅力です。
その第一歩として通販サイトで色んな店舗のショップを展開してコンビニで引き取りが出来るようになるのが
オムニセブンというわけです。
ただ、通販で購入するだけでなく実店舗に行ってサイズ違いや品切れのものをネット上で確認して
在庫があれば購入出来るという点が通販の枠におさまらない面白い点ではあるかなと思います。
・現在オムニセブンに参加するのは
- セブン‐イレブン・ジャパン
- イトーヨーカ堂
- そごう・西武
- ロフト
- 赤ちゃん本舗
- セブンネットショッピング
- セブン&アイ・フードシステムズ
- セブンカルチャーネットワーク
の計8社。
今後オムニセブンが使われるかどうかは参加企業がどれだけ増えるかが鍵となるでしょう。
オムニセブンのメリットは?
ではオムニセブンのメリットについてざっくり書くと
- コンビニで受け取れば送料無料
- 実店舗で無かった商品でもネット上であれば購入→近くのセブンイレブンでの受け取りが可能。
- 通販で購入したものでも何か不都合があれば実店舗での返品、返金が出来る。
- 店舗への 365 日配送
- 店舗でのお急ぎ受取りサービス
以下関東圏
まぁこんな感じでしょうか。関東圏に記載のメリットは今後広がっていくかと思います。
(セブンカフェも初めは関東圏だけでしたしね。)
送料無料はどんな商品でも送料無料かまではわかっていないのですが、
もしどんな安いものでも無料であれば他の通販サイトに比べて大きなメリットになります。
また、拡大するにつれてオムニセブン自体が目的の商品が使いやすくわかりやすいのであれば
利用者も拡大していくかと思いますね。
オムニセブンは楽天、アマゾンなどに勝てるのか?
通販サイトといえば利用者の多い楽天やアマゾン。
オムニセブンは通販の利用者だけではないとはいえ、大きく拡大していくにはこの2つと凌ぎを削っていく必要があります。
スタート時点でこの2つに勝っていると言えば
- 送料が無料
- イトーヨーカ堂やロフトなど大手メーカーの商品を購入出来る
- 実店舗との連携がある
- 商品数が圧倒的に違う
劣っている点としては
(オムニセブンが2018年度までに約600万品目の品揃えを目指しているのに対し、
アマゾンは約5000万、楽天は1億と言われている)
大きな違いはここでしょう。
勝っている点を3つ、劣っている点を1つ書きましたが、
商品数の違いはかなりネックです。
(値段は差し置いて)オムニセブンではおいてなくても楽天やアマゾンでは欲しいものが取り扱っている。
そういう状況がスタート時点で大きいのです。
結果通販で購入するなら楽天やアマゾンだよねーって事になりかねないのです。
なので上記でも説明した通りオムニセブンが浸透していくには
以下に商品数を増やし、大手メーカーと連動していくか。
これに尽きると思います。欲しい商品があれば送料無料など勝っている点が活きてくるでしょう。
まとめ
という事でオムニセブンのメリットは?楽天やアマゾンとの違いについて紹介してきました。
個人的には通販サイトであっても通販の枠だけでおさまらず実店舗との連携が出来るのは面白いと思います。
ただやはり商品数が少ない。欲しいものがないという事が起こりそうだなってのが正直な感想です。
とはいえ、今後の展開次第では利用する事はあるかもなぁといった感じですね。