秋分の日はハッピーマンデー法に移動する事が出来ない祝日ですが
実は毎年同じ日ではなく、違う日もあるってご存知だったでしょうか?
これは春分の日と秋分の日だけにありうる事なんですよね。
そして日の組合せによっては大型連休になる事だってあるんです。
今回の記事では
2023年の秋分の日はいつ?
また秋分の日の意味や祝日の理由など
について紹介していこうと思います。
目次
2023年の秋分の日はいつ?
秋分の日は『暦象年表』という国立天文台が作成される小冊子にて決定され、
2023年の秋分の日は9月23日(土・祝)となっております。
年によって秋分の日は違いますが、大体は9月22日または9月23日となっています。
年によってころころ変わったりするんですね。
休日の組合せによっては大型連休になる事も
そして9月の連休の特徴なんですが、休みの組合せによっては9月に5連休になる事もあるんです。
シルバーウィークとも呼ばれますね。
2015年がそのシルバーウィークの年だったので記憶に残っている方もいるかもしれませんが、
祝日と祝日の間に挟まれた日は国民の休日となり祝日となるんですね。
2015年でいうと9月21日に敬老の日。9月23日に秋分の日となったのでその間の9月22日も国民の休日となりお休みとなったんです。
国民の休日って何だっけ?と疑問に思われた方もいるかと思いますが、こういった理由があるんですね。
ちなみに2023年のカレンダーを見てみると
うーん…上記でも記載した通り今年は土曜になってしまい振替休日ともならないので普段の土日と変わらない感じになりそうです(^_^;)
まぁそんな年もありますよね。来年以降良い感じに休みが続くのに期待です!
秋分の日の意味を紹介
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として秋分の日が制定されました。
元々秋分の日は明治時代に秋季皇霊祭を祖先をまつる日として一般に広まりました。
(お彼岸もそのような経緯で秋分の日を中日として7日間ある)
秋分の日は昼夜の差がほぼ等しく秋分の日を境に次第に夜が長くなってくる為
過ごしやすい陽気になってきます。
(正確には昼の時間の方が多い)
とはいってもここ最近は残暑も厳しい為、秋分の日を越えても暑さの残る年も多いですが^ ^;
とはいえ秋分の日を過ぎると次第に過ごしやすい気候になっていくので、秋分の日を越えて秋が始まるなぁと思う方も多いみたいですね^ ^
秋分の日はなぜ祝日なの?
春分の日と秋分の日が祝日に対して、夏と冬にはありませんよね?
それは先ほど紹介した皇霊祭の経緯があります。
春分の日も元々は春季皇霊祭という歴代の歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式がありました。
春季皇霊祭・秋季皇霊祭共に祝日であり昭和に入って春分の日、秋分の日に解消されて
現在は国民の休日として制定されているのです。
結果春分、秋分は祝日で夏至と冬至は祝日ではないという事です。
ちょっとした豆知識ですね^ ^
秋分の日の過ごし方について
秋分の日の過ごし方については秋分の日前後にお墓参りをするのが伝統としてあります。
秋分の日はお彼岸の中日。「秋分の日」の前後3日間を合わせた7日間がお彼岸の期間ですが、中日である秋分の日の前後にお墓参りに行く事が一般的とされています。
具体的に持っていくものとして
・お供え物…秋はおはぎの他故人の好みだったものが多い。
・お線香、ロウソク
などがあります。忘れずに準備しておきましょう。
春はぼたもち、秋はおはぎと良いますよね。
ぼたもちもおはぎも同じものなのですが、春と秋で呼び名が違うんです。
・おはぎを供える理由としては
- 小豆の赤い色には魔除けの効果として邪気を払う説
- 米の種まきを始める春の彼岸と、それを収穫する秋の彼岸の時期という事で収穫の感謝を伝える説
など説が複数あり正確な理由はわかっていません。
まぁ日本の風習の始まりは色んな説があるもので、実際の始まりはどういったものが不明な事が多いものです。
もしお時間があればお墓やお仏壇におはぎをお供えしてみてはいかがでしょうか?
お供えものは持ち帰る
意外としてしまいがちなのがお供えしたものをお供えしたまま変える事。
お供えしたものを持ち帰るの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そのままにしておくと腐敗してしまいます。変な虫が湧いたりしたり異臭がしてしまいます。
後で住職さんがお片づけしてもらえるかもしれませんが、
「基本的にお供えしたものは持ち帰る。そしておはぎはど食べ物はその日に食べる」
ようにしましょうね!
最後に
2023年の秋分の日や意味。またなぜ祝日なのか紹介してきました。
秋分の日を祝日のうちの一つとのみ捉えている方も多いですが、このように意味や経緯を知ると
なぜお墓参りをするんだろう?といった疑問も晴れたのではないでしょうか。
秋分の日を理解したのをきっかけにお墓参りに行かれてみてはいかがでしょうか^ ^
合わせて読む:春分の日の祝日の由来やする事について