男性の下腹部の痛みの原因について

下腹部 痛み 男性 原因

下腹部の痛みというと女性の方が多いのですが、当然男性にもあります。
また女性よりなりやすい病気が男性にはあります。

その点も含めて男性の下腹部の痛みの原因について、また病院は何科に行けば良いか
紹介していきたいと思います。

スポンサードリンク

男性の下腹部の痛みの原因について

下腹部の痛みといっても原因は様々です。

その中でも男性の下腹部の痛みの原因で多いものについて紹介していこうと思います。

食中毒

食中毒による下腹部の痛みは男性、女性問わず多いものの一つですね。
原因は細菌やウイルスが原因。近年ではノロウイルスやサルモネラ、カンピロバクターなどが食中毒の原因である事が多いです。

ピーク時はニュースなどでも報道されるので対策方法などについて確認しておいた方がいいでしょう。

関連記事ノロウイルスの時期や予防方法について
関連記事カンピロバクターの症状や予防について

・症状 腹痛、下痢、嘔吐、発熱など
・原因 細菌やウイルスなどが体内に取り込んだ事によるもの
・治療 清潔に保ち自然回復するまで療養を行う。

ウイルス関連はワクチンがない事も多いので防ぐには手洗い、うがいなど身の回りを清潔にする事が大事です。
またかかってしまった際も自然回復するまで自宅療養するようにしましょう。

過敏性腸症候群

腸の検査や血液検査で以上がないにも関わらず、左の下腹部痛の際に起こる病気です。
腹痛の中において日本人にかかりやすく、男性、女性共にかかる病気の一つです。

・年齢 20~40代が多い(他の年代にも起こりうる)
・症状 下痢や便秘、左下腹部の鈍痛など
(便秘型、下痢型、交代型とあるが男性は便秘、交代型が多い)

男性の場合左下腹部の鈍痛と下痢が同時に起こる際は過敏性腸症候群である可能性が高いですね。

潰瘍性大腸炎

年々増加傾向である潰瘍性大腸炎。

大腸の表面の粘膜に炎症が起こる事で発生する病気で年々増加傾向にあります。

・年齢 30代までの若年層に多い
・症状 下腹部の痛み、下痢、腹痛、血便など。再悪化もあり。
・原因 体調不良の際の免疫異常によるものが有力

元々欧米に多く日本ではさほど多くない病気でしたが、食生活の変化によって
日本でも多く発症されるようになったと言われています。

膀胱炎、前立腺炎

男性特有の下腹部の痛みである前立腺炎。

前立腺炎とは前立腺に炎症が起こっている状態で細菌感染が原因で炎症が起きてしまいます。
ただし細菌感染が原因でない場合は原因が不明でない事が多く手探りで探す事が多く
なかなか治らない事もあるのも前立腺炎の特徴です。

・年齢 若年層に多いがどの年齢にも起こりうる
・症状 下腹部に刺すような痛み、頻尿、残尿感
・原因 細菌感染によるものが多い

前立腺肥大症

こちらも男性特有の病気で高齢になると起こりやすくなる病気です。

若い頃にはまずかかりませんが、80歳までには7~8割の方が発症するとも言われる病気ですね。

・年齢 中年以降の男性に多い
・症状 頻尿、尿が出にくくなる、腹痛になる事も
・原因 ホルモンバランスの変化

治療方法は薬物治療か主となりますが、ひどい場合や薬物で改善されない場合は手術する事もあります。

といった感じが男性の下腹部の痛みで起こりうる病気で多いものを紹介しましたが、
これ以外にも様々あります。

少しでも腹痛を感じたのであれば早いうちに病院に診察してもらった方がいいでしょう。


スポンサードリンク

下腹部の痛みは何科に行けば良い?

下腹部の痛みといっても色んな原因がありますので
病院も何科に行けば困る事があります。

何が原因かわからないけれどとにかくお腹だけが痛い!
というのであれば内科が一番の選択肢になります。

内科で診察してもらい、診断結果によっては別の科に行く事もあると思いますが、
自分では原因がわからない以上内科に行く事が良いでしょう。

下腹部の痛みにくわえて前立腺の痛みや、排尿困難、頻尿などなどがある場合ははじめから泌尿器科でも問題ないでしょう。
胸焼け、吐き気 、嘔吐もある場合は消化器外科に診察になる事もあります。

理想としてはどの科もある総合病院へ行かれた方が良いでしょう。
というのも先ほども申した通り下腹部の痛みの原因は色々とあるので内科では判断する事が出来ず別の科に行く事もあります。


総合病院であれば診察した情報がそのまま別の科でも利用されるのでよりスムーズに診断される事が多いんです。
なのでできる限り総合病院で診察される事をおすすめします。

まとめ

男性の下腹部の痛みの原因についてや病院は何科に行けば良いか紹介しました。

下腹部の痛みは自宅療養で治る事もありますが、症状が悪化すると耐えられないほどの痛みになってしまいます。
そうなる前に早いうちに診断してもらい早期解決される事をおすすめします。

スポンサードリンク
関連記事女性の下腹部の痛み(鈍痛、生理痛など)の原因は?何科に行けば良い?

スポンサードリンク