毎年猛威を奮うインフルエンザ。
特にピーク時には多くの子供が感染してしまい幼稚園、学校などで学級閉鎖が起きる事もあります。
もし自分の子供が学級閉鎖になった場合、何日休みになるのか、家出の過ごし方や習い事の外出などはして良いのか悩む事もあるかと思います。
という事でインフルエンザの学級閉鎖は何人からか。基準や外出について確認していきましょう。
目次
インフルエンザの学級閉鎖は何人から
ではまずインフルエンザの学級閉鎖は何人から起こるものなのか確認していきましょう。
実は学級閉鎖になる基準というのは明確ではなく、全国共通の決まりといったものはありません。
学校保健法においても
「学校の設置者は、感染症予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる」
としており具体的に何人から学級閉鎖といった事はないんですね。
全国的には2~3割
ただおおよそ過去の各自治体の学級閉鎖の情報をみる限りでは学級全体の2~3割程の感染者がいるとなると学級閉鎖になる傾向があります。
(学級閉鎖の状況は各自治体の発生状況から確認する事が出来ます。)
つまり30人くらいのクラスだったら、7~8人休んだら、学級閉鎖の可能性があります。明確な決まりではありませんが参考にしてください。
ただそれだけの感染者がいれば相当インフルエンザが流行していると言えます。
感染していなくても手洗いやうがい、マスクなど予防対策をしっかり行うようにしましょう。
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幼稚園も感染者が多い場合休園になる
学級閉鎖というと小学校や中学校、高校など学校を想像する事が多いのですが、幼稚園でインフルエンザの集団感染があった場合休園があります。
基準としては学校と同じと思って良いでしょう。もし休園になった場合は数日間お休みとなります。
保育園に休園は基本ない
特に保育園で小さい子供を預けている場合、周りの子がインフルエンザに感染した場合閉鎖するのではないだろうか…
と心配する働くママさんもいるかと思いますが、保育園については子供さんを帰らせるという事はありません。ひとまず一安心ですね。
とはいえあまりに流行している場合は保育園から自粛要請が出る場合があります。
小さい子供は抵抗力も弱く感染する可能性が高いですからね。その場合は出来る限り自宅で待機させるようにしましょう。
どうしても預けなければいけない場合は保育園の先生と相談してみましょう。
学級閉鎖になった場合何日お休みになる?
共働きしている親御さんにとっては学級閉鎖になった場合何日休みになるのかも気になる所ですよね。
という事で調べてみたのですが、何日休みになるのかも明確な基準はありません。
ただ過去の各都道府県のデータを見ると平均して2日程度が多いようです。ただ1日だけの事もあったり3日お休みになる事もあります。
もし学級閉鎖になった場合学校からの連絡があるかと思います。その際に何日お休みになるか連絡があるかと思いますが、もしなかった場合は何日お休みになるのか確認をしましょう。
学級閉鎖中の習い事について
普段習い事をしている子供達はもしインフルエンザで学級閉鎖になった場合習い事はあるのかどうか。
そもそも行って良いのかどうかも気になる所です。
まずは習い事教室に相談
学級閉鎖になった場合習い事に行ってはいけないという決まりはありません。ただそれだけ流行しているという事は間違いありません。
もし学級閉鎖になった場合はまず習い事教室に相談してみましょう。
もし習い事の周りであまり感染していないようであれば行く事も可能ですし、もし休んでいる方が多い場合はその日は見送るというのもありかと思います。
元気でも休むという事も考えておく
とはいえやはり周りで流行している事は間違いありません。流行時に習い事に行き感染してしまった…と考えると後悔する事もあるでしょう。
なのでもしお子さんが元気であってもインフルエンザが流行しているので習い事を休むという事も考えておきましょう。
基本は自宅待機
学級閉鎖になった以上インフルエンザが猛威を奮っているという事は間違いありません。
それは感染していない子に拡大感染するのを防ぐのが理由にあります。習い事や塾、またはどうしても外出する必要がある場合を除いて自宅待機が基本です。
元気な子供としては外で遊びたいという気持ちがあるかもしれません。ただ学級閉鎖があった場合は自宅で遊ばせるまたは勉強をさせるようにしましょう。
そして上記でも話しましたが、手洗い、うがいをしっかりするように心がけましょう。
まとめ
インフルエンザの学級閉鎖は何人からか。基準や外出について紹介していきました。
ピーク時ある1~3月は感染力も高く多くの子供がインフルエンザに感染してしまいます。学級閉鎖になった場合は拡大感染を防ぐ為にも出来る限り自宅で過ごすようにしましょう。