貴方は子供の頃に「おたふく風邪」にかかっていますか?
「おたふく風邪」を子供の頃にかかっていれば、大人になっても心配は無いそうですが、もし大人になって「おたふく風邪」にかかった場合には不妊症などの弊害があり実は怖い感染症の一つなんです。
これから、赤ちゃんを希望されている方には大きな問題になりそうですが、予防策などについて調べて見る事にしましょう。
目次
おたふく風邪の大人の症状。子供より重症化しやすい
「おたふく風邪」は通常は子供の時に感染するとされている病気ですが、同じうちに住む子供がかかった場合には、大人にうつる場合も有ると言われています。
最近は大人になって感染される人も多いと言われていますが、「おたふく風邪」に大人がかかった場合はかなり重症になると言われています。
それにしても、大人のおたふく風邪すごい。プリン食べても痛い。でもなぜかバニラアイスは大丈夫。コーヒー牛乳、水も大丈夫。#おたふく風邪 #ムンプス
— Dahlia (@dahlia_7517315) 2016年8月1日
発症五日目。右仰向け左、どの体制でも骨が痛くて眠れない。うつ伏せは吐く。体力低下、脂肪筋肉落ちてあばらが。座ると腰が痛いので食事も寝ながら。 #おたふく風邪 #大人のおたふく風邪
— ぬんぽ子 (@nupporinco) 2016年1月24日
といった感じにおたふく風邪の辛い症状に悩まされている声は非常に多いです。
- 顎下の腫れ
- 高熱(38度を超える。40度近くなる事も)
おたふく風邪の症状は
が主な症状で場合によっては頭痛や首の痛みといった症状が出ます。大人の場合は38度を超える高熱も続く傾向が強いです。
大人が「おたふく風邪」にかかってしまった場合には、子供がかかった時よりもかなり辛く重症になり易いと言われています。
子供の時に予防接種をした記憶がない場合には、大人になってからでも構わないので予防接種を受けた方が良いと思われます。流行しているという話が出ている話が出ている際は特に注意です。
症状は何日ぐらい続く?
*症状の現れ方は
「おたふく風邪」の症状には上記でも紹介した通り耳下腺部(耳の下、頬の後ろ側、あごの下)の腫れと痛みと発熱になります。
耳下部分の腫れは通常の場合には、どちらか片側が腫れてきて、1~2日すると両側が腫れて痛みを感じるようになります。
たまに片側だけで腫れは、治まる事もあるそうですね。
腫れ始めて、1~3日の間は腫れている部分にかなりの痛みが発生します。
特に大人の場合は腫れと痛みがひどくなる事が多く食べ物を食べる事も、水分すら飲みづらい症状になって来ます。
耳の下の腫れは、大体1週間~10日位で治まります。
発熱の為に、頭痛や腹痛を訴える人もあります。
おたふく風邪には合併症も
またおふたく風邪に感染した際に子供の場合は髄膜炎に、大人の男性は睾丸炎、女性の場合は卵巣炎になる事が有ります。
その他にある合併症は…「脳炎、心筋炎」など起こる場合があります。症状が悪化する前に早く病院に行くようにしましょう。
ひどい頭痛や発熱、嘔吐、下痢、けいれんなどの症状になりますが、たまに首を動かした場合に痛み感じる事がりありますが、その様な時には病院で「おたふく風邪」を告げて診察を受けた方が良いですね。
多少の症状の進み具合や症状には差がありますが、殆どの人は「1週間から10日目」には完治している事が多いですが、長期間続く事もあり大人の場合は激痛が走る事もあるという事を覚えておきましょう。
それぐらい大人のおたふく風邪は厄介なんです。
おたふく風邪に感染した場合出勤停止になる?
おたふく風邪の原因はムンプスウイルスというウイルスが原因。
ウイルス感染症というといインフルエンザのように子供の場合は出席停止が設けられている事があり現におたふく風邪についても
「耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫れが発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで」
となっています。ただ大人の場合は学校保健法のようなものはないので出勤停止に関しては特に指定はありません。つまり欠勤する必要はないのですが…
症状が治まるまでは休むのが吉
ただ上記でも紹介した通り大人が感染した場合痛みが強い場合が多く激痛が走る事もあります。正直言って仕事が出来るような状況ではないぐらいの時もあります。
また感染力が強くウイルスが完治しない内に集団の中に参加した場合には、飛沫感染する事が考えられ大変な状態になると思われます。
殆どの人の場合には子供の時に「おたふく風邪」はすませていますので、大人になり感染する様な事は殆どないと言われています。ただよほど休めない状況ではない限りは症状が落ち着くまで休暇を取った方がよいでしょう。
感染した場合の治療法をチェック
「おたふく風邪」の元は流行性の感染するウイルスですね。
*「おたふく風邪のムンプスウイルス」に効く薬は?
実は、おたふく風邪に掛かって具合が悪くても、効く薬と言う物はありません。
ウイルス性の感染症なので、抗生物質では治らなくて、「おたふく風邪のムンプスウイルス」に効くるワクチンは残念ですが今のところ開発されていないのです。
と、言う事は「おたふく風邪」の治療方法や予防方法と言うのはありません。つまり症状に応じた対症療法となります。
- 高熱が続くのであれば鎮痛解熱剤の投与を行ったり脱水症状防止の為に水分補給をこまめに行う
- 刺激のある食べ物は避け、ヨーグルトなど出来る限り刺激が少なく食べやすいものを摂取する。
といったように症状が落ち着くまでは安静に務めるようにしましょう。
最後に
おたふく風邪の大人の症状や対処法について紹介しました。
一度感染してしまうと仕事にならないぐらいの痛みを起こす事もあります。流行しているという情報があり感染していないのであれば予防摂取を大人でも打つ事をおすすめします。