手のひらのかゆみの原因や対処法について

手のひら かゆみ

女性の方で多い手のひらのかゆみ。

多少程度であればそこまで気にならない事も多いのですがひどい場合は仕事や作業が手につかない!
といった事もあるんですよね。1日中収まらない日なんて最悪です。

なぜ手のひらのかゆみが起きるのか。
その原因と対処法について紹介していきたいと思います。

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手のひらのかゆみの原因について

急に手のひらにかゆみが起こり、痒くて痒くて仕事も手につかないといった経験をした人も多いでしょう。

このかゆみには、主に4つの原因が考えられます。

肌の乾燥によるかゆみ

まず一つ目として冬場に特に症状が強く出る場合は、肌が乾燥することでひび割れたり皮がむけたりしてしまい、痒くなることが原因として考えられます。

かゆみ程度で収まるのであればいいのですが乾燥がひどくなってくるとひび割れがひどくなり痛みとなる事もあります。

冬場の乾燥対策はしっかり行った方が良いでしょう。

アレルギーによるかゆみ

二つ目は、アレルギーです。自分で気づいていないアレルゲンに手のひらを触れてしまうと、炎症反応を起こすためにかゆくなることがあります。

アレルギーは人によって様々なので対処法も違ってくる事が多いのですが、出来る限りアレルギー反応を示すものについては触れないようにする必要があります。

水仕事による手湿疹

三つ目は、水仕事のし過ぎなどによる手湿疹が考えられます。

特に家事をよく行う主婦に多い症状で、水によって皮脂が流されたところに洗剤など刺激の強いものが付くと、湿疹を発症してしまします。

また水洗いは乾燥を引き起こしやすしやすく結果的に手のひらのかゆみとなってしまいますのでよく水洗いをする方は注意が必要です。

肝臓機能の低下

四つ目は、内臓である肝臓の低下によるものです。このケースはあまり多くはないのですが
肝臓の機能が低下すると、体内でかゆみの原因となる物質が盛んに作られるようになり、手のひらだけでなく全身が痒くなることがあります。

肝臓病は悪化していても特に自覚症状が無い恐ろしい病気として知られており、手のひらに痒みが続く場合はこの病気のサインの一つである可能性もあったりするという事を頭にいれておきましょう。

このようにかゆみの原因は様々あるので、油断せずにそれに適した対処をしていく必要があります。

手のひらのかゆみの対処法は?

手のひら  かゆみ 対処法

まずかゆみを感じた場合、最初の対応が肝心です。手のひらを掻いてしまえば気持ちが良いのですが、
こうすると血行が促進され、更にかゆみを感じてしまうことになります。肌が傷ついて痛みを伴う事もありますしね。

手のひらのかゆみの応急処置としてはまず冷たいタオルや氷などを当て、とにかく冷やすことが大切です。
冷やす事で手のひらの神経の活動を抑え痛みが引いてきます。

ただ、水で冷やしてしまうと皮脂が更に流され、かゆみの原因を悪化させてしまうことになるので注意して下さい。
水のかわりに保冷剤を使うのもひとつの方法としてはありですね。
かゆみがどうしても気になりすぐに抑えたいという方はこの方法を実践してみましょう。

また、乾燥や刺激によって痒くなることも多いので、保湿をこまめに行うことも重要です。

ハンドクリーム

またハンドクリームや乳液を手のひらにしっかり付け、皮脂を保護すれば徐々に改善していきます。また、水仕事をすることの多い人は、ゴム手袋などをして直接水に触れないように予防するのも有効です。

ただ、アレルギー物質に触れたために痒くなった場合、できるだけ早く原因物質を洗い流した方が早く症状を止めることができます。
アレルゲンを自覚していて、間違いなくそれに触れたために起きたと分かった場合は水で洗うようにしましょう。

このように、原因ごとに適した対処法が異なるのでそれぞれ覚えておくと良いでしょう。


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手のひらのかゆみがひどい場合病院は何科へ?

病院

手のひらのかゆみが何をしても収まらない場合や、手湿疹も酷くなっていく一方などの場合は、いつまでも耐えることなく病院を受診したほうが良いでしょう。
タイミングとしてはかゆみがひどい場合やハンドクリームなどを塗っても一向に引かない時などでしょうか。

最初に受診する科は、主に皮膚科になります。専門の医師に痒くなった時期や程度を伝え、実際に手のひらを診てもらうことで効果の高い薬を処方してもらえます。

痒みを抑える薬はドラッグストアなどで市販されているものもありますが、原因がはっきりしないまま使っても効果が出ないばかりか、余計な出費を続けてしまうことになります。

手湿疹の場合は自己判断で薬を塗ると、薬の成分すら刺激となって症状を悪化させてしまうこともあります。
このようなことを避けるため、きちんと病院を受診するようにしましょう。

皮膚科へ通って薬を使用しても効果が得られない場合は、肝臓の機能低下が原因の可能性もあります。この場合は内科のある病院へ行き、専門医の診察と共に血液検査なども併せて行っていくことになります。
肝臓病の場合は迅速な治療開始が予後にも関わってくるので、放置せずにできるだけ早く受診しましょう。

時間が無い人の場合は、皮膚科も内科もある総合病院などへ行くと、情報を連携したりその日のうちに両方の医師に診てもらえることもあるので便利です。

まとめ

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手のひらのかゆみの原因や対処法。病院は何科へ行けばいいか紹介してきました。

手のひらのかゆみはただ単に乾燥するだけが原因でなくアレルギーの問題だったり肝臓が原因だったりするんです。
一向に症状が治まらない場合は早いうちに病院に行くようにしましょう!

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