湿度が高くなる夏にかけて発生するチャタテムシ。
どこの家にも住んでいる虫でとても小さい虫ではあるのですが、
場所によっては大量発生したりするんですよね。
その経験をする事はあまりないのですが、大量発生した際はもう…鳥肌が立つほど気持ち悪いんです。
ではチャタテムシとはどういう虫なのか。駆除や対策について紹介していこうと思います。
目次
チャタテムシとは?発生時期について
どこにでもいるチャタテムシ。でも実際どういう虫なの?
とご存知でない方も多いかと思いますので軽く説明したいと思います。
音が茶せんで抹茶をたてているときにでる音に似た泣き声からこの名前がつけられています。
チャタテムシは高温で湿った場所を好みカビや酵母を食べます。
その事から梅雨の時期から発生しはじめ7~9月をピークに発生します。
発生場所は畳の下や本棚や風呂場周りなど湿度がこもりやすい場所やカビが発生しそうな場所。
基本的には薄暗い湿った場所を好むので大量に発生しなければ気付かない事も多いです。
他に過去の被害に米の中やうどんがチャタテムシが大量発生したという被害があるなど
食害の報告もあります。
米の中に微生物が大量にいると思うと…怖くて手がつけられないですね。
食害以上にその不愉快さかなる「不快害虫」。それがチャタラムシです。
…とはいうもののチャタテムシは日本の家庭の9割の建物に生息しているにも関わらず
ご存知でない方も多いですね。
それはそこまで発生しないか、ダニなどと思い込んでバルサンなどで駆除する事が多く
大量発生する事はそこまで多くはないんです。
ただし場合によってはたとえ新築であっても大発生する可能性もあります。
チャタテムシが大量発生する原因について
チャタテムシが大量発生する条件は
- カビが発生しやすい場所(畳の下や本棚など)
- 高温多湿の時期
この2つが大量発生する要因です。
ただ条件が揃っても大量発生するというわけではなくあくまで可能性があるという事を覚えておきましょう。
高温多湿に関しては温度25度以上かつ湿度も75%以上
要はカビが発生しやすくなる条件が揃うとチャタテムシも大量発生しやすくなるんです。
そしてカビが発生している場所をずっと放置してした結果チャタテムシが大量発生する事に…なんて事があります。
少しでもチャタテムシが発生しているのであれば、大量発生する前に駆除や予防をする必要があるでしょう。
チャタテムシを駆除する方法や対策について
チャタテムシを駆除または発生しない対策について紹介していきます。
室内の風通しをよくし、カビをはやさない事
上記で説明した通りチャタテムシは湿度が高くカビが発生しやすい場所に生息します。
なので室内の風通しをよくしてカビをはやさないようにしましょう。
とはいっても部屋によっては風が通りにくく湿気がこもりやすい部屋もあります。
そういった場合は除湿機で湿度を下げるのがオススメです。
バルサンを使用する
こういった虫にバルサンを使用する事がありますが、チャタテムシにも有効です。
そもそもチャタテムシは弱い生き物であり家庭用のアルコールスプレーなどでも除去出来る程です。
ただいちいち発生してはスプレーをかける…なんて事をしていたらきりがないので
部屋隅々なので殺虫する為にバルサンは効果的です。
とはいってもカビなどが生えている状態でやってもまた発生するだけなので
換気やカビを取り除く事もしっかり行うようにしましょう。
また使用する際はペットや植物などは部屋の外に出し使用後数時間は中に入れないようにしましょう。
参照:バルサン 使用前の準備
大量発生した場合は業者という手段も
チャタテムシが大量発生して気持ち悪くて手に負えない。
何をやってもすぐに発生して効果が薄い。
その場合は害虫駆除の業者に頼むという選択肢があります。
当然ながら費用はかかってしまいますのが、駆除してくれるだけでなくなぜ発生したか原因を教えてくれます。
今後も発生しないように業者に駆除してもらってからも発生しないように対策しましょう。
まとめ
チャタテムシの駆除や対策、発生時期について紹介しました。
少し発生する程度であれば特に問題ありませんが、
大量発生の際の気持ち悪さ…あれだけは本当に体験したくありません。
少しでも見かけたのであればどこかカビが発生しやすい場所がないかチェックするようにしましょう。