風邪の中でもお腹が痛む胃腸風邪。
胃腸風邪は熱が出るというものではなくお腹にくるので一般的な風邪に比べてもかなり辛いんですよね。
場合によっては脱水症状も起こしかねないので対策をする必要があります。
というわけで胃腸風邪の原因や症状、対策について紹介したいと思います。
胃腸風邪の症状について
胃腸風邪とは通名で「ウィルス性胃腸炎」「感染性胃腸炎」と言われています。
最近ではノロウイルスやロタウイルスが原因で胃腸風邪になっている事が多いですね。
症状としてはウイルスによって症状に違いはありますが、共通して
- 激しい下痢や嘔吐
- 症状は半日~3日ほど
- 熱は微熱の事が多いが、アデノウイルスの場合は高熱も起こる
- 感染力が強く、経口感染で主に発生、集団感染も
といった症状が起こります。一般的な風邪とは違い痛みも鋭いのが胃腸風邪が辛い所ですね。
感染中は下痢や嘔吐が激しく、水を飲んだだけでも吐いてしまう事もあります。
つまり脱水症状が起こりやすいのです。熱も微熱ではあれど水分を体内から出しているので水分補給は必須です。
いくら嘔吐しがちであっても水分だけはしっかり取るようにしましょう。
胃腸風邪の原因は?
胃腸風邪の原因についてですが、
・ウイルス性による接触感染または経口感染
が一般的です。
胃腸風邪の原因はストレスによるものと言われる事がありますが、
ストレスの場合は胃腸風邪というよりは胃が荒れる事による急性胃腸炎である場合が多いでしょう。
なのでウイルスを拾わないようにする為に
- 帰宅後に手洗いをしっかり行う
- 空気感染を避ける為に人混みは出来るだけ避ける
- 冬場は特に加熱出来る食事はしっかり加熱をする
といったように胃腸風邪にならないようこの点についてはしっかり抑えておきましょう。
胃腸風邪の対策について紹介。
胃腸風邪の対策についてですが胃腸風邪に関係なくウイルスに対しての有効な薬はないんですよね。
なのでお腹が痛いのであれば胃腸薬。吐き気がひどいのであれば吐き気薬など
状況に応じた対症療法となります。
ウイルス性の場合はウイルスがいなくなり自然と治っていきます。
とはいえ、重症になる可能性もありますのでまずは病院に行きましょう。
病院で診察してもらい、原因をしっかり確認して対処法をしっかり聞くのが重要です。
自宅での対策について
自宅で安静する場合は
- 水分を定期的に補給する
- 身体を冷やさない
- 胃腸に優しい食事を心がける
といった感じでしょう。
上記でも説明した通り胃腸風邪になると水分が外に吐き出され脱水症状の危険があります。
とはいえ一度にたくさん飲むのはNG。よけいに下痢を起こしかねないので
定期的に少量を補給しましょう。
また食べ物は胃腸に負担が少ないものを選びましょう。
揚げ物や肉類、生ものや冷たいものは胃腸に負担をかけてしまうのはNG。
味の濃いものも控えた方がいいでしょう。
とにかく胃や腸に優しい食事を心がけましょう。
胃腸風邪に良い食事の一例
・うどん
・お粥
・湯豆腐
・ゼリー
・すりおろしリンゴ
などです。胃腸に負担がないよう少量でゆっくりと食べていきましょう。
まとめ
胃腸風邪の原因や症状、対策について紹介してきました。
胃腸風邪は重症化するほどほんと辛い痛みなんですよね。
いち早く病院に行って治るまでしっかりと安静を行いましょう。