声を張り上げて仕事をしている方や久しぶりにカラオケに行ったりすると
「朝起きて喉がイガイガする…」
と声が枯れるって事がありますよね。
一時的に声が枯れるだけなら良いのですが、中には中々治らない事もあり心配になる事も。
原因は風邪だけでなくストレスも要因している事もあるんです。
という事で今回は声枯れの原因と対策について紹介していきます。
目次
声枯れの原因について
声枯れは基本的に声帯の炎症が原因です。
- 普段から大声を張り上げて仕事している
- 久々にカラオケに行って普段出さないぐらい大声で歌った
- 喫煙をしている
- お酒を飲むのが日課となっている
- 風邪をこじらせて声が出ない
声が枯れてしまった原因の多くは上記の事に該当するのではないでしょうか?
これらの事は全て喉に必要以上の刺激を与えてしまい炎症を起こしているんです。
カラオケや風邪等は一時的な可能性が高く数日のうちに治っている事が多いのでさほど問題ありません。
(それでもひどい場合は病院に行く必要がある。)
ただ普段から大声を張っている方や酒やたばこを毎日している方(酒やけやたばこやけとも言われる)
は毎日喉に刺激を与えているといっても過言ではなく、
ひどくなると声帯ポリープや咽頭がんにもありえます。
そうならない為にも原因を知り対策をする必要があります。
声枯れの原因はストレスもある
上記で当てはまらず特に普段から喉を痛めるような事もしていないのに、突然声が枯れてしまう方も中にはいます。
その原因として極度のストレスの可能性があります。
多少のストレスなら起こる事もほぼないのですが、
ストレスを溜めすぎると自律神経が乱れ喉が痙攣し、結果的に声が枯れる原因となります。
また口内が乾燥して喉にまで炎症を起こす事もあるのです。
急に声が枯れてしまうと何が原因がわからずすごい不安ですよね?
喉はデリケートな場所なので使ってなくてもストレスが原因で声が出にくくなる事があるという事を覚えておきましょう。
声枯れが治らない時の対策について紹介
声枯れが治らない場合の対策を色々と紹介していこうと思います。
喉を使わない事を意識する。
声枯れまたは喉を痛めている時の対策でまずは薬から紹介している方もいますが、
まずは極力喉を使わない事を意識しましょう。
人が思っている以上に「声を出したり、咳をする」というのは喉に負担をかけています。
特に問題がない時はあまり感じませんが、風邪で喉を痛める時に負担がかかる事がよくわかるのではないでしょうか?
喉を使わないという事は当たり前の事かもしれませんが、薬に頼るあまり意外と意識にない方が多いんです。
なのでまずは極力喉を使わず刺激をしない事を頭にいれましょう。
のど飴やトローチを舐める。
一般的に言われているのど飴やトローチは乾燥を防ぎ喉の炎症を防ぐ為に効果があります。
ポイントとしては長い時間口の中に入れておくこと。
喉の炎症を抑える成分は喉を通過した際に効果を発揮します。
トローチはついつい噛み砕いてしまいたくなる時もありますが、結果的に効果を薄めてしまいます。
長い間口の中で舐める事を意識しましょう。
ちなみに市販薬についてですが、声枯れではなく喉の痛みの為の薬で効かない事もあります。
(炎症が主な原因なので効く薬もあるという事は伝えておきます)
市販薬に頼るのであれば、まずは病院に行き処方箋を貰いにいきましょう。
声が枯れた場合は耳鼻咽喉科へ
声が枯れてなかなか治らない場合は耳鼻咽喉科へいきましょう。
診察の際にファイバースコープで喉や声帯あたりをチェックして原因を特定してくれます。
声枯れはすぐ治るからといって放置しておくと悪化する原因になりかねません。
喉が痛む時や中々治らない場合は病院へ行き耳鼻咽喉科でしっかり原因を見てもらいましょう。
もし耳鼻咽喉科が近くにない場合は内科でも受信出来ます。
重要な事はひどい状態でほっておかないという事です。
まとめ
声枯れが治らない原因や対策について紹介してきました。
一日二日で治るのであれば何も問題はありません。
ただ何日も続くと喉に何か問題がないかと凄い不安な気持ちになります。
パニックになる前にまずは原因を知り、放置するのではなく対策を行う。
それでも治らない場合は耳鼻咽喉科に受診しましょう。