通勤で歩いているとよく見かける歩きスマホ。
アプリが進化して充実したのもあり、暇つぶしに電車の中や徒歩中にスマホを見ている方本当に多いですよね。
ただ熱中していると本当に危なっかしくて事故が年々増加しています。
そのような事もあり迷惑を感じている方も多く、法律で規制すべきでは?との声も出ていますね。
今回の記事では歩きスマホの危険性について紹介していきます。
目次
歩きスマホの事故は年々増加している
東京消防庁の調べによると歩きスマホの事故についてですが平成25年は22年の1、5倍と急激に増加しています。
搬送人数だけでこれですから、事故は当然もっと多いでしょう。
(そもそも歩きスマホで搬送される事自体が少ないですしね)
グラフを見てみても年々増加中で今後も増加する事に間違いないでしょう。
歩きスマホの危険性について
では歩きスマホがどれぐらい危険なのかを紹介したいと思います。
視界が極端に狭くなる。
歩きスマホをしている人の大半は画面に集中しています。
普段から周りに気にしている方でもアプリに熱中してしまうと周りを気にせず集中しています。
その結果、例え目の前に人が来ていても気づかないぐらい視野が狭くなっている事も!
スマホを普段から使っている場合はこのような瞬間に出くわした方もいるのではないでしょうかね?
それぐらい視界が狭くなっているという事です。音楽まで聴いていたら完全に自分の世界に入ってしまい本当に危険です。
何か危険があっても無防備状態に
当然視界が見えていないのですから無防備状態になります。
自分が物や人にぶつかった際にスマホに集中していたばかりに反応に遅れて予想外の怪我になったりします。
何より周りの迷惑になります。思っている以上に迷惑をかけている事が多いんです。
と、歩きスマホは視界が極端に狭くなる事によりこれだけの危険性がある事を覚えておきましょう。
歩きスマホは法律で規制すべき?
このような危険性もあり法律で規制するべきでは?という話が出ていますね。それほど危険と感じている方が多いという事ですが、
海外では一部すでに歩きスマホの条例などがあります。
アメリカ合衆国ニュージャージー州フォートリー州では
歩きながらスマホでメールする行為を禁じる「歩きスマホ規制条例」が成立しており、違反者は85ドルの罰金とけっこう大きい額の罰金が取られます。
それぐらい歩きスマホの危険性を感じていると言えます。
日本では法律で規制すべきの声が出ていますが、現在規制するような法律も条令も話が出ていません。
ですが、今後さらに事故が発生するようであれば歩きスマホの規制も現実味を帯びてくるのではないかと思います。
歩きスマホ対策のアプリが存在している。
法律や条令ではありませんが、各会社歩きスマホ注意アプリというものがあります。
歩きながらのスマートフォン操作を検知すると画面に注意メッセージが表示されて危険を知らせるものです。
これはあくまで気休め程度と言われていますが、それだけ危険だという事を認知しておきましょう。
まとめ
歩きスマホの事故や危険性について紹介してきました。
法律で規制すべきかという質問に6割の方が賛成すべきというアンケート結果があります。
この結果は歩きスマホをしている人が多くいる事を実感しつつ、危険性も感じているという答えでしょう。
自転車でのスマホ操作が禁止された中近いうちに歩きスマホも禁止される事もあるかもしれませんね。